過失ゼロの正面衝突事故と入院生活
2018年の秋、Nさん(50代・男性)は福岡県内で仕事からの帰宅中に、10対0の正面衝突事故に遭いました。
「全身を強く打ち、すぐに入院しました。骨折はなかったものの、首や腰、手足など、体中が痛くて…」
突然の事故で仕事も休まざるを得なくなり、Nさんの生活は一変してしまいました。
賠償提示のないまま募る不信感
Nさんは治療を続けていましたが、相手方の保険会社から賠償金に関する具体的な提示は一向にありませんでした。
「車の修理代ですら、十分な補償がされませんでした。治療費は払ってもらっていましたが、最終的に慰謝料などがどうなるのか全く分からず、不信感ばかりが募っていきました」
相手の対応に強い不満を感じたNさんは、保険会社から提示を受ける前に、弁護士に示談交渉を依頼することを決意します。
弁護士依頼で後遺障害14級認定、約545万円で解決
弁護士特約を使って依頼を受けた弁護士は、まずNさんが治療に専念できる環境を整えました。
「症状固定後、後遺障害の申請をしてもらったら、腰の痛みで14級9号が認定されました。これだけで自賠責保険から75万円が支払われました」
その後、弁護士が相手方保険会社と本格的な示談交渉を開始。途中、加害者が自己破産するという問題も発生しましたが、弁護士が法的な手続きを適切に進め、交渉を続けました。
「弁護士さんが交渉してくれた結果、最終的に自賠責保険金とは別に約470万円が支払われることになり、合計で約545万円を受け取ることができました。提示がなかった状態から考えると、専門家に頼んで本当に良かったです」
納得の賠償金を得るために
「もし弁護士に依頼していなかったら、後遺障害の認定も受けられず、わずかなお金で済まされていたかもしれません。最初に『保険会社が相手なら弁護士を通した方がいい』と考えて行動した自分を褒めたいです。弁護士特約は、こういう時のためのお守りです。事故に遭ったら、ためらわずに専門家を頼るべきだと思います」