突然の事故、奪われた日常
ある年の秋、Nさん(当時7歳)を悲劇が襲いました。母親は当時の状況をこう語ります。
「娘が信号のない横断歩道を渡っていたところを、車にはねられてしまったんです。まだ小学校に入ったばかりの娘が…。頭蓋骨骨折と脳挫傷という診断を受け、11日間も入院しました。事故のことを思い出すと、今でも胸が張り裂けそうです」
突然の事故で、一家の平穏な日常は一変してしまいました。
進まない手続きと募る焦り
事故から約2年が経ち治療は終わりましたが、Nさんのお母様は新たな不安に苛まれます。
「治療が終わって後遺障害の話になっても、何ヶ月も保険会社から結果の連絡がありませんでした。そんな時、ふとネットで交通事故の時効について見てしまって…。事故からもうすぐ3年になることに気づき、このままでは何も補償されないまま終わってしまうのではないかと、本当に焦りました」
保険会社の対応は遅々として進まず、時間だけが過ぎていく状況に、お母様は強い憤りと不安を感じていました。
弁護士への相談と一筋の光
「このままではいけないと思い、弁護士さんに相談することにしました。時効が迫っていること、娘の将来がとにかく心配だということを伝えました」
弁護士が介入し、後遺障害の申請手続きを進めました。
「一番心配していた脳への後遺症は認められませんでしたが、顔に残ってしまった傷跡で後遺障害9級が認定されました。難しい交渉だったようですが、すべて弁護士さんにお任せできたので、私たちは娘の心のケアに集中することができました。本当に心強かったです」
専門家が介入したことで、事態は解決に向けて大きく動き出しました。
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故のショックに加え、保険会社とのやりとりは精神的にとても辛いものでした。特に、手続きが進まず時効が迫ってくる恐怖は、経験した者にしか分からないと思います。娘の将来を守るためにも、少しでも不安や疑問を感じたら、一人で抱え込まずに、すぐに専門家である弁護士さんに相談することをおすすめします」