旅行中の事故、右肩骨折と長い治療生活
2018年の秋、Sさん(60代・男性)は、妻との旅行中にセンターラインをはみ出してきた車に衝突されるという不運な事故に遭いました。
「長崎県での楽しい旅行が一転、悪夢になりました。右肩の骨折で入院し、福岡県に戻ってからもリハビリ通院が続く日々。首の痛みや腕の痺れ、手の震えもあって、日常生活にも支障が出ていました」
過失のない事故であったにもかかわらず、Sさんは心身ともに大きな苦痛を強いられることになります。
治療費打ち切りの打診と、賠償金提示ゼロの絶望
事故から半年ほど経ってもSさんの痛みは続いていましたが、相手方保険会社は治療費の打ち切りを打診してきました。
「『治療はもう終わりです』と一方的に言われ、唖然としました。まだこんなに痛いのに、と。しかも、保険会社から提示される前に示談交渉をはじめたため、その後の賠償金については具体的な金額は何も示されないままでした。このままでは、治療も続けられず、十分な補償も受けられないのではないかと、本当に不安でした」
後遺障害11級認定を経て、賠償金約561万円を獲得
このままではいけないと、Sさんは弁護士特約を利用して専門家へ依頼。弁護士はすぐさま保険会社と交渉し、治療の継続を認めさせました。
「まずは治療に専念できたことが大きかったです。症状固定後、弁護士さんが後遺障害の申請をしてくれた結果、『併合11級』が認定されました」
この結果を受け、弁護士は示談交渉を開始。保険会社は当初、後遺障害が認められたにもかかわらず低い金額を提示してきましたが、粘り強く交渉を重ねます。
「弁護士さんが何度も交渉してくれたおかげで、最終的には後遺障害の逸失利益や慰謝料などを含め、合計で約561万円を受け取ることで示談が成立しました。保険会社からの提示を待たずに弁護士さんに依頼して、本当に良かったです。この金額には、後遺障害が認められたことによる賠償金約331万円も含まれています。専門家の力は絶大だと感じました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社の言う通りにしていたら、後遺障害の認定も受けられず、これほどの賠償金を受け取ることもできなかったでしょう。事故の賠償金は、専門的な知識がないと正当な金額が分かりません。弁護士特約があれば費用の心配もいりませんから、保険会社の対応や提示額に納得がいかない場合は、迷わず弁護士さんに相談するべきです」