突然の追突事故と3ヶ月の入院生活
2015年の冬、Aさん(60代・男性)は、東京都内で自転車に乗っていたところ、後ろから来た自動車に追突されるという不慮の事故に見舞われました。
「まさか自転車で走っているときに車に轢かれるなんて…。本当に信じられませんでした。骨盤や肋骨を骨折する大怪我で、3ヶ月もの入院を余儀なくされました。体中の痛みがひどく、長い入院生活は精神的にも辛かったです」
突然の出来事に、Aさんは心身ともに大きなショックを受けました。
2年間の治療と後遺障害、保険会社への不信感
Aさんは退院後もリハビリを続けましたが、事故から約2年後の冬、相手方の保険会社から治療費の対応終了を告げられます。症状固定と判断されたのです。その後、後遺障害等級は「骨盤骨に著しい変形を残すもの」として12級が認定されました。
「2年も治療を続けたのに、体には変形が残ってしまいました。その後、保険会社から賠償額の提示がありましたが、逸失利益の計算など、これが本当に正しい金額なのか全く分かりませんでした。専門家ではないので、言われるがままでいいのかと強い不信感を抱きました」
弁護士への相談と粘り強い交渉の末の解決
保険会社の提示に納得できなかったAさんは、弁護士に相談することに決めました。
「費用倒れにならないか心配でしたが、弁護士費用を増額分の上限とする契約が可能だと聞き、それならと安心して依頼を決めました」
弁護士は、Aさんの将来の収入減(逸失利益)などを争点に、保険会社と粘り強く交渉。相手の担当者の不誠実な対応もあり交渉は半年以上にも及びましたが、Aさんの依頼を受けた弁護士は妥協することなく主張を続けました。
「交渉が長引いたのは大変でしたが、すべて弁護士さんが対応してくれたので本当に助かりました。最終的に、後遺障害に関する賠償額がしっかりと認められ、満足のいく形で示談することができました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「もし保険会社から提示された金額を鵜呑みにしていたら、本来受け取れるはずだった賠償金を受け取れなかったかもしれません。後遺症が残る事故では、逸失利益などの専門的な計算が重要になります。少しでも疑問に思ったら、一人で抱え込まずに、専門家である弁護士さんに相談することをお勧めします」