自転車事故で脛骨・腓骨骨折。非該当の絶望と歩行困難の苦しみ

70代 女性 熊本県
Nさんの兄様

「妹は手押し車がないと歩けないのに後遺障害は非該当。提示額も低く、この先どうなるのかと…」

骨折による歩行困難と後遺障害非該当への絶望。

実際の事例に基づいて、インタビュー形式の文章および掲載写真を再現・生成し、
個人情報保護の観点から編集を加えています

突然の出会い頭事故、自転車ごと跳ね飛ばされ大怪我

2018年の冬、私の妹であるNさん(当時70代・女性)は、熊本県内で自転車に乗っていたところ、悲劇に見舞われました。

「妹が自転車で走っていたところ、狭い道から出てきた車と出会い頭に衝突したんです。右足の脛骨と腓骨を骨折する大怪我で、69日間も入院することになりました」

そう語るのはNさんの兄である相談者様です。退院後もNさんの足首にはボルトが入ったままで、事故前の生活は一変してしまいました。

「今では手押し車がないと歩行も困難な状態で、介護認定まで受けることになりました。妹の苦しみを見ているのが本当につらかったです」

歩行困難な状態なのに…後遺障害は非該当、深まる絶望

Nさんの体には明らかな後遺症が残っているにもかかわらず、事態は思わぬ方向へ進みます。

「これだけの後遺症が残っているのだからと、後遺障害の申請を考えました。しかし、医師に診断書の作成をお願いしても断られてしまい…。なんとか自分たちで申請したものの、結果は『非該当』でした。手押し車がなければ歩けないほどの状態なのに、なぜ認められないのかと、本当にやりきれない気持ちでした」

追い打ちをかけるように、相手方の保険会社からは納得のいかない金額が提示され、ご家族の苦悩は深まるばかりでした。

弁護士への相談で、治療の日々と苦しみが報われる

ご家族だけでの解決は困難だと感じた相談者様は、弁護士に助けを求めることを決意します。

「妹の状態を考えると、後遺障害の結果も、保険会社からの提示額も到底納得できるものではありませんでした。藁にもすがる思いで弁護士さんに相談しました」

依頼を受けた弁護士は、すぐに保険会社との交渉を開始。残念ながら後遺障害等級の認定には至りませんでしたが、慰謝料などを裁判で使われる基準で粘り強く交渉を進めました。

「交渉のことはすべて弁護士さんにお任せできたので、私たちは妹のケアに専念できました。精神的な負担が軽くなっただけでも、本当に救われました。最終的に、当初の提示額から大幅に増額した金額で示談することができました」

専門家の力を借りる勇気を持ってほしい

「事故で大変な思いをしている上に、保険会社との複雑な交渉まで自分たちでやるのは本当に大変です。特に妹のように高齢だと尚更だと思います。保険会社の対応や提示額に少しでも疑問を感じたら、私たちのように諦めずに専門家に相談することが大切だと実感しました。一人で抱え込まないでください」