停車中に突然の追突、そして残った手のしびれ
ある年の冬、神奈川県内で会社員のTさん(50代・男性)は、仕事中に予期せぬ事故に見舞われます。
「渋滞で車を停めていたら、突然後ろからドンッとすごい衝撃で追突されたんです。過失はこちらにない、いわゆるもらい事故でした」
Tさんはすぐに病院で診察を受け、「頚椎捻挫」と診断されました。
「首の痛みがひどく、リハビリに通い続けました。でも、治療を続けても手のしびれが取れず、日常生活で箸を使うのにも支障が出るほどでした」
治療打ち切りと「非該当」という非情な結果
約8ヶ月間、150日にも及ぶ通院を続けたTさん。しかし、相手方の保険会社から受けたのは、心無い対応でした。
「まだ痛みとしびれが残っていると伝えているのに、保険会社から電話でプレッシャーをかけられ、治療を打ち切られてしまったんです。担当の先生は後遺障害に該当するだろうと言ってくれていたのに…」
納得がいかなかったTさんは、ご自身で後遺障害の申請を行いましたが、結果は「非該当」でした。
「症状が残っているのに、なぜ認められないのか。悔しくて、途方に暮れてしまいました」
弁護士への依頼がもたらした逆転劇
保険会社からは示談金として約75万円が提示されましたが、このままではいけないと感じたTさんは、自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、専門家へ相談することを決意します。
「残っている症状のこと、非該当という結果に納得できないことを弁護士さんに伝え、後遺障害の申請を改めてお願いしました」
Tさんの依頼を受けた弁護士は、すぐに後遺障害の被害者請求に着手。その結果、一度は非該当とされた症状について「後遺障害等級14級9号」の認定を勝ち取ります。
「諦めかけていた後遺障害が認められ、本当にほっとしました。その後の示談交渉もすべてお任せし、最終的には満足のいく形で解決することができました」
同じ悩みを持つ方へのメッセージ
「もし自分だけで対応していたら、後遺障害も認められず、低い示談金で終わっていたと思います。保険会社の対応に少しでも疑問を感じたら、絶対に一人で悩まず、弁護士さんに相談するべきです。諦めないでください」