家族で乗車中、突然の出会い頭事故
ある年の夏、Iさん(40代・女性)は、夫が運転する車で神奈川県内の住宅街を走行中、予期せぬ事故に見舞われます。
「信号のない交差点で、左から来た車に側面をドンッとぶつけられたんです。私は助手席、後ろには10代の娘も乗っていました」
突然の衝撃に、Iさんと娘さんはむちうちと診断されました。
「事故の後は首の痛みが続き、週に3回もリハビリに通いました。娘は幸いすぐに痛みがなくなったようですが、私の違和感はなかなか消えませんでした」
非情な治療打ち切り通告と募る不信感
事故から半年が経った頃、相手方の保険会社から連絡があり、Iさんは耳を疑います。
「『半年経ったので治療は打ち切りです』と一方的に言われたんです。お医者様からは『もう少し治療が必要』と言われていたのに…。本当に不安で、腹立たしい気持ちでした」
さらに保険会社は、運転していた夫の過失を理由に、Iさんたち同乗者の賠償金も減額すると主張してきました。
「私たちはただ乗っていただけなのに、納得できませんでした。どうしていいか分からず、途方に暮れてしまいました」
弁護士への相談で取り戻した平穏と納得の解決
Iさんは、加入していた自動車保険の弁護士特約を使い、専門家に相談することを決意します。
「治療を続けたいこと、同乗者なのに過失を問われていることへの不満を弁護士さんに伝えました」
依頼を受けた弁護士は、Iさんが同乗者であり過失がないことを保険会社に強く主張。その結果、過失相殺はなくなりました。
「後遺障害の申請は難しいとのことでしたが、その後の交渉はすべてお任せしました。保険会社と直接やりとりするストレスから解放され、安心して治療に専念できました。最終的に、慰謝料などもきちんと支払われる形で示談が成立し、本当にほっとしました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社の言う通りにしていたら、痛みを抱えたまま泣き寝入りしていたかもしれません。特に、同乗者の過失についてなど、素人では分からないことがたくさんあります。保険会社の対応に少しでも疑問を感じたら、一人で悩まず、弁護士さんに相談することをおすすめします」