突然の転倒事故と診断された複数の怪我
ある年の春、自営業を営むKさん(30代・男性)は、鹿児島県内で原付バイクを運転中に予期せぬ事故に巻き込まれました。
「私が直進していたら、対向車が急に右折してきたんです。衝突を避けようと急ブレーキをかけたら、バランスを崩して転倒してしまいました。相手の車にはぶつかっていません」
すぐに病院へ向かい、左肩の骨挫傷、頸椎捻挫、腰椎捻挫と診断されます。Kさんは痛む体に鞭打ち、回復のために週に4回から6回という高い頻度でリハビリに通い続けました。
突然の治療費打ち切りと募る不安
事故から半年以上が経過した秋頃、Kさんは相手方の保険会社からの連絡に耳を疑います。
「『今月いっぱいで治療費の支払いは終わりです』と、一方的に通告されたんです。まだ肩も首も腰も痛くて、治療を続けたいと訴えているのに、まったく聞いてもらえませんでした。どうしてそんなことを勝手に決められるんだと、本当に腹が立ちましたし、この先どうなるのかと不安でいっぱいでした」
体の痛みと将来への不安で、Kさんは精神的にも追い詰められていきました。
弁護士への依頼と後遺障害14級の認定
「このままではいけないと思い、自分の自動車保険についていた弁護士特約を使って相談することにしました」
Kさんの依頼を受けた弁護士は、まず後遺障害等級の認定に向けて手続きを進めました。その結果、頸椎と腰椎の痛みについて「併合14級」が認定されます。
「後遺障害が認められたと聞いたときは、本当にほっとしました。その後の示談交渉もすべて弁護士さんにお任せできたので、保険会社と直接やりとりする精神的な負担がなくなったのが何より大きかったです。最終的に、納得のいく形で解決することができました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「もし一人で対応していたら、後遺障害の認定も受けられず、保険会社の言いなりになっていたかもしれません。痛みがあるのに治療を打ち切ると言われた時の悔しさは、経験した人にしか分からないと思います。保険会社の対応に少しでも疑問を感じたら、すぐに専門家である弁護士さんに相談することをおすすめします。それだけで、気持ちがずいぶん楽になるはずです」