雪道での衝突事故と長い通院生活
ある年の冬、公務員のKさん(30代・男性)は、北海道で自動車を運転中、優先道路を直進していたにもかかわらず、路地から出てきた車に衝突されるという事故に遭いました。
「雪道での出会い頭の事故でした。すぐに病院へ行き、治療を開始しましたが、首、両肩、左手、左股関節と、体のあちこちに痛みが残りました」
Kさんは約1年間、380日以上にもわたって治療を続けましたが、症状は完全には回復しませんでした。
後遺障害14級認定と、低すぎる示談提示額
治療の末、Kさんには後遺障害14級9号が認定されました。その後、相手方の保険会社から示談金として約142万円が提示されます。
「後遺障害が残ったことへの慰謝料や、将来の収入減(逸失利益)を含めてこの金額というのは、あまりに低いと感じました。公務員なので休業損害が出ないのは仕方ないとしても、これでは到底納得できません。弁護士特約があったので、すぐに相談することにしました」
逸失利益ゼロ回答からの逆転、308万円獲得
Kさんの依頼を受け、弁護士が交渉を開始。ところが、保険会社は態度を硬化させ、事前提示に含まれていた逸失利益を「ゼロ」と主張し始めました。
「まったく話にならないため、弁護士さんが第三者機関へ申立てをしてくれました。その結果、私たちの主張が認められ、逸失利益も含めた正当な賠償を受ける権利がある、との結論が出たのです」
この結果を受け、交渉はKさん側優位で進みました。最終的に、当初提示の約142万円から166万円以上増額され、総額約308万円で解決。Kさんは正当な賠償金を手にすることができました。
弁護士特約を活用し、正当な賠償を
「保険会社から提示された金額を鵜呑みにしていたら、160万円以上も損をするところでした。特に、一度提示したものを撤回してゼロ回答してくるなど、素人では太刀打ちできません。弁護士特約があったので、費用を気にせず、専門家にお願いできました。お金の交渉でストレスを感じているなら、絶対に相談した方がいいです」