予期せぬ追突事故と納得できない提示額
埼玉県内で会社の車を運転中、赤信号で停車していたOさん(20代・男性)を突然の悲劇が襲います。後方からの車に追突され、頸椎捻挫、腰椎捻挫、肋骨骨折という大怪我を負ってしまいました。
「仕事中の出来事でした。まさか止まっているときにぶつけられるなんて、信じられませんでした。骨折も痛かったですが、それ以上に首と腰の鈍い痛みがずっと続いたんです」
懸命に治療を続けましたが、痛みは残ったまま症状固定となりました。
わずか62万円の提示と「費用倒れ」の宣告
治療を終えたOさんのもとに、相手方保険会社から一通の書類が届きます。提示された示談金の額は、約62万円でした。
「休業した分や、これだけの怪我をした慰謝料が、たったこれだけなのかと愕然としました。どう考えても納得できる金額ではありませんでした」
憤りを感じたOさんは法律事務所に相談するも、「増額は難しく、費用倒れになる可能性が高い」と複数箇所で断られてしまいます。
弁護士依頼で示談金が約2倍の124万円に!
八方塞がりの中、知人から紹介された弁護士に藁にもすがる思いで連絡しました。
「これまでの経緯を話すと、『やってみましょう』と力強く言っていただけました。費用倒れになると言われ続けていたので、本当に心強かったです」
弁護士はOさんの代理人として、すぐに保険会社との交渉を開始。骨折を伴う傷害の場合、慰謝料算定の基準が異なる点を的確に主張しました。
「弁護士さんに任せてからは、あっという間でした。最終的に、当初の提示額から62万円以上も増額した、約124万円で示談が成立したんです。まさに倍増です。専門家に頼むことの重要性を痛感しました」
賠償金に疑問を感じたら
「もし最初の提示額でサインしていたら、と考えるとぞっとします。保険会社の提示が低いと感じても、『こんなものか』と諦めてはいけません。私のように『費用倒れになる』と言われたケースでも、諦めずに別の専門家を探せば、結果が変わることもあります。納得できない時は、絶対に専門家に相談するべきです」