突然の事故と、心身に受けたダメージ
ある年のこと、長野県にお住まいのNさん(70代・女性)は、思いがけない事故に遭われました。今回は、娘様にお話を伺います。
「母が狭い坂道を歩いてのぼっていたところ、対向から来た自動車のミラーが右腕にぶつかったと聞きました。突然のことで、本当に驚いたようです」
事故後、Nさんは手首から指にかけての捻挫や打撲と診断され、接骨院や整形外科での治療を開始しました。
「しばらく通院を続けていましたが、体の痛みだけでなく、事故のショックからか精神的にも落ち込んでしまって…。途中からは心療内科にも通うことになりました」
治療中に届いた示談の連絡と募る不安
手首などの治療は数ヶ月で一区切りつきましたが、心療内科への通院は続いていました。そんな中、相手方の保険会社から連絡が入ります。
「母の精神的な治療がまだ続いているのに、保険会社から示談金の提示があったんです。『この金額でどうですか』と。母自身も事故のことを早く終わらせたい気持ちはあったようですが、治療の途中でこんな話をされても、どう判断していいか分からず…」
提示された金額が妥当なのかも全く見当がつかない。娘様は、治療中の母親を前に、このまま示談してしまってよいものかと強い不安を感じたといいます。
母の気持ちに寄り添った弁護士の対応
「このままではいけないと思い、弁護士さんに相談することにしました。母がまだ心療内科に通っていること、でも早く解決したいという気持ちもあることを正直に伝えました」
依頼を受けた弁護士は、Nさん親子のお気持ちを汲み取り、速やかに保険会社との示談交渉を開始しました。
「交渉はすべて弁護士さんにお任せしました。私たちは治療に専念でき、精神的な負担が本当に軽くなりました。最終的に、母の精神的な苦痛もしっかり考慮された形で示談をまとめてくださり、納得のいく解決ができました。早く終わらせたいという母の希望も叶えていただき、本当に感謝しています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故の怪我は、目に見えるものだけではありません。母のように、精神的に影響が出てしまうこともあります。保険会社は早く話を終わらせようとしますが、治療が続いている中での示談提示には、本当に戸惑いました。専門家である弁護士さんに間に入ってもらったことで心強かったですし、結果にも満足しています。少しでも疑問や不安があれば、一人で抱え込まずに相談することをお勧めします」