バイク同士の衝突事故で腰椎骨折
ある年の秋、Tさん(70代・男性)は、仕事での移動中にバイク事故に遭いました。
「東京都内の道路をバイクで直進していたところ、急に車線変更してきた相手のバイクと衝突してしまったんです。その場で倒れ込み、救急車で病院へ。検査の結果、第一腰椎骨折と診断され、そのまま入院することになりました」
突然の事故と大怪我に、Tさんは大きなショックを受けました。しばらくの入院生活の後、退院し、リハビリ通院を開始することになります。
同じ保険会社…募る不信感と将来への不安
治療を続ける中で、Tさんは大きな不安を抱えていました。
「相手の保険会社と、自分のバイクにかけていた保険会社が、偶然にも同じ会社だったんです。なんだか対応もぞんざいに感じられて、本当にこちらの立場でちゃんと対応してくれるのか、忖度されてしまうのではないかと、疑心暗鬼になってしまいました」
体の痛みに加え、保険会社への不信感から精神的にも大きなストレスを感じていたTさん。この先の治療や補償について、一人で抱え込むことに限界を感じていました。
弁護士が後遺障害11級を獲得し、心の平穏を取り戻す
「このままではいけないと思い、自分の自動車保険についていた弁護士特約を使って、専門家である弁護士さんに相談することにしました」
Tさんの依頼を受けた弁護士は、まず後遺障害等級の認定に向けて手続きを進めました。
「正直、後遺障害が認められるとは思っていませんでした。ところが、弁護士さんが申請してくれた結果、腰の骨折について後遺障害11級7号が認定されたんです。本当に驚きましたし、これで正当な補償を受けられると、少し安心しました」
その後の示談交渉もすべて弁護士に任せ、Tさんは保険会社との煩わしいやり取りから解放され、治療に専念することができたのです。
不安を感じたら、まずは専門家に相談を
「もし事故の相手と自分の保険会社が同じで、少しでも対応に『おかしいな』『不安だな』と感じたら、一人で抱え込まずに弁護士さんに相談することをお勧めします。専門家が間に入ってくれるだけで、精神的な負担が全く違います。私のように不安になりやすい性格の人間にとっては、丁寧に話を聞いてくれる弁護士さんの存在が本当に心強かったです」