突然の事故と後遺障害11級認定
Iさん(70代・男性)の息子様が、お父様が遭われた事故について語ります。
「ある年の春、父が歩いていたところ、停車中の車がバックしてきて衝突するという事故でした。長年、自営業の職人として働いてきた父は、この事故で左手首を骨折してしまったんです」
治療の末、残念ながら後遺症が残ってしまいました。
「治療の甲斐なく、手首の動きに制限が残ってしまい、後遺障害は併合11級と認定されました。仕事への影響も大きく、本当に気の毒でした」
保険会社からの低すぎる提示額への怒り
後遺障害が認定され、相手方の保険会社から示談金の提示がありましたが、その金額は到底納得できるものではありませんでした。
「後遺障害が認定された後、相手の保険会社から示談金の提示がありました。その額、約422万円。後遺障害慰謝料や逸失利益など、どの項目を見ても、父が受けた損害に見合うものとは到底思えませんでした」
特に、仕事への影響が正しく評価されていないと感じたといいます。
「父は高齢とはいえ現役で働いていましたし、この怪我で仕事にどれだけ支障が出たか。その点を全く考慮されていない金額で、怒りを感じました」
弁護士介入で賠償金が約278万円増額!
「この金額では絶対に示談できないと思い、弁護士さんに相談しました。父の収入の実態や、今回の事故による影響をきちんと主張してほしいとお願いしました」
弁護士は、Iさんの実情を踏まえ、適正な賠償額を算出して交渉に臨みました。
「弁護士さんの話では、相手の担当者はこちらの主張の根拠をなかなか理解してくれず、交渉は難航したそうです。それでも、訴訟も視野に入れながら粘り強く交渉を続けてくださり、最終的には700万円という金額で合意することができました。当初の提示額から約278万円もの増額です。専門家にお願いして本当に良かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社から提示された金額を鵜呑みにしてはいけません。特に後遺障害が認定されたようなケースでは、適正な賠償額はもっと高額になる可能性があります。提示額に少しでも疑問や不満があれば、泣き寝入りせずに弁護士さんに相談してみてください。正しい権利を主張するためにも、専門家の力は不可欠だと思います」