信じがたい知らせ。父がひき逃げ事故で…
Yさんの息子様の父、Yさん(80代・男性)が事故に遭ったのは、ある年の初夏のことでした。
「父は自宅から自転車でスーパーに向かう途中でした。車道を横断しているときに、軽トラックにはねられたと聞きました。しかも、運転手は一度車を止めたのに、父を置き去りにして逃げたそうです。ひき逃げです…」
Yさんはそのまま帰らぬ人となりました。加害者は後続車の追跡によって捕まりましたが、90代という高齢を理由に、その日のうちに釈放されたといいます。
癒えぬ悲しみと、加害者への尽きない怒り
突然父を失った悲しみに加え、加害者へのやり場のない怒りがYさんの息子様を苦しめました。
「ひき逃げという悪質な事故なのに、加害者は刑務所に入らないかもしれないと警察から言われ、到底納得できませんでした。民事だけでも、父の無念を晴らすために、しっかりと償ってもらいたい。その一心でした」
保険会社との交渉をどう進めればいいのか、悲しみの中で冷静な判断をすることは困難でした。
弁護士への依頼と、父の無念を晴らすための戦い
Yさんの息子様は、自身の自動車保険に付いていた弁護士特約を使い、専門家へ相談することを決意しました。
「弁護士さんに依頼すると、相手の保険会社は過失割合を争う姿勢を見せてきたそうです。父は自転車で車道を横断していたので、こちらにも過失があると。ですが、弁護士さんは粘り強く交渉してくださいました」
弁護士は、相手方だけでなく、Yさん側の保険(人身傷害保険)も活用する形で交渉を進めました。
「最終的に、父の過失は2割ということで話がまとまりました。相続の手続きなど複雑なこともすべて弁護士さんが先導してくださり、本当に助かりました。精神的な負担が大きく減ったと思います」
突然の悲劇に見舞われた方へ
「大切な家族を突然失い、冷静でいられる人はいません。そんな中で、加害者側の保険会社と交渉するのは精神的に非常につらいことです。私たちは弁護士さんに依頼したことで、法的な手続きや交渉をすべてお任せでき、故人を悼む時間に専念できました。もし同じような状況で苦しんでいる方がいらっしゃれば、一人で抱え込まず、すぐに専門家へ相談することをお勧めします」