突然のバイク事故と長期入院
ある年の秋、熊本県在住のAさん(50代・男性)は、単独のバイク事故に見舞われました。
「友人のバイクを借りて走っていたんですが、交差点を曲がる時に転倒してしまったんです。右足に経験したことのない激痛が走り、その場で動けなくなってしまいました」
すぐに病院へ搬送されたAさん。診断は深刻なものでした。
「右の大腿骨と膝の骨折でした。そのまま約7ヶ月も入院することになり、仕事もできず、本当に途方に暮れました。まさかこんな大怪我をするなんて、思ってもみませんでした」
後遺障害等級への不満と募る不信感
長い治療期間を経て、Aさんは後遺障害等級の認定手続きに進みましたが、その結果に愕然とします。
「結果は14級9号でした。でも、私の足には骨の変形が明らかに残っていて、日常生活にも支障が出ている。この等級では到底納得できませんでした」
さらに、ご自身が加入していた保険会社とのやり取りでも、不信感が募っていきます。
「保険会社からは賠償金の提示がありましたが、そもそも後遺障害の等級が低すぎると感じていましたし、会社役員という立場から休業損害の請求も難しいと言われ、どうしていいか分からなくなってしまいました」
粘り強い交渉の末、12級への等級変更を勝ち取る
「このままではいけない。専門家の意見を聞きたいと思い、弁護士さんに相談することにしました。後遺障害等級に納得がいかないことを強く訴えました」
Aさんの依頼を受け、弁護士はすぐに後遺障害等級の異議申立てを行いました。
「一度は『変わらず14級』という結果が出て、正直がっかりしました。でも、弁護士さんは諦めずに保険会社と交渉を続けてくれたんです。その結果、最終的に12級13号が認められることになりました。まさか等級が上がるとは思っていなかったので、本当に驚きましたし、粘り強く交渉してくれたことに感謝しかありません」
正しい等級が認められたことで、Aさんの心は大きく救われました。
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「もし最初の14級という結果で諦めていたら、今でも悔しい思いを引きずっていたと思います。骨折などで明らかな症状が残っているのに、納得できない等級を提示されたら、ぜひ専門家である弁護士さんに相談してみてください。私のように、正しい評価を得られる可能性があります。一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが本当に大切です」