幼い息子を乗せて…突然の落下物
ある年の春、Hさん(30代・男性)が幼い息子さんを乗せて都内を自動車で走行中、事故は突然起こりました。
「対向車から鉄パイプのようなものが道路に落下してきたんです。とっさに急ブレーキを踏んでなんとか避けましたが、その衝撃で体を痛めてしまって…。何より息子が同乗していたので、本当に肝を冷やしました」
幸い息子さんに大きな怪我はありませんでしたが、Hさん自身は首や肩に強い痛みを感じ、病院で頚椎捻挫などと診断されました。ここから、辛い治療生活が始まります。
不誠実な保険会社への募る敵対心
治療を続けるHさんを、さらなる苦痛が襲います。それは、相手方保険会社の不誠実な対応でした。
「治療を始めた当初から、担当者の対応がとにかく酷かったんです。最初はただ『やり取りするのが苦痛だな』くらいに思っていました。しかし、体の痛みに加えて不眠の症状も出始め、後遺症への不安が大きくなるにつれて、保険会社の高圧的な態度に怒りがこみ上げてきました」
『なぜ被害者であるこちらが、こんな思いをしなければならないのか』。Hさんの保険会社に対する不信感と敵対心は、日に日に強くなっていきました。
弁護士への依頼と後遺障害認定
「このままでは精神的に持たない。そう思い、自分の自動車保険についていた弁護士特約を使って、専門家に相談することにしました。とにかく、あの保険会社とこれ以上話したくない、と強く訴えました」
依頼を受けた弁護士は、すぐにHさんに代わって保険会社との交渉を開始。さらに、症状が残っていたことから後遺障害の申請を行いました。
「結果、後遺障害等級14級9号が認定されました。自分一人ではどうにもならなかったと思います。その後の示談交渉もすべてお任せできたので、精神的な負担が全くなくなり、治療に専念できました。最終的に満足のいく形で解決でき、本当に良かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故に遭うだけでも大変なのに、相手が保険会社となると、さらに大きなストレスがかかります。私の場合は、担当者の不誠実な態度が本当に許せませんでした。弁護士さんに依頼したことで、そのストレスから解放され、心穏やかな日常生活を取り戻すことができました。保険会社の対応に少しでも疑問や不満を感じたら、一人で抱え込まず、専門家を頼るのが一番だと思います」