自転車事故で背骨を破裂骨折、将来への経済的な不安
2017年の夏、当時中学生だったHさん(10代・男性)は、自転車通学中に自動車と衝突し、背骨を3か所も破裂骨折するという大怪我を負いました。インタビューにはお母様が答えてくれました。
「2ヶ月入院し、幸いにも運動機能に障害は残りませんでしたが、医師からは『骨の変形は残り、将来の弱点になる』と言われました。その後、後遺障害等級は併合8級と認定されましたが、これから先のことを考えると、金銭的な不安が頭をよぎりました」
保険会社の提示額863万円と納得のいかない過失割合
後遺障害が認定された後、相手方の保険会社から示談金の提示がありましたが、その内容にお母様は愕然とします。
「提示額は約863万円でした。しかも、過失割合は『5:5です』と言われたのです。事故直後は『7:3』と言っていたのに、話が違うじゃないかと。後遺障害8級という重い障害が残ったのに、この金額と過失割合では到底納得できませんでした。加害者側とこちらの保険会社が同じだったこともあり、不信感ばかりが募りました」
弁護士介入で2434万円獲得、約1570万円の大幅増額
「このままではいけないと思い、自動車保険の弁護士特約を使って弁護士さんに依頼することにしました。どうすれば一番多くの補償を受けられるか、専門的な視点で戦略を立ててくれました」
弁護士は、まず被害者側の保険(人身傷害保険)から保険金を受け取り、その後、相手方保険会社と交渉。最終的に紛争処理センターを利用するという手法で、粘り強く交渉を続けました。
「交渉はすべてお任せし、私たちは息子のケアに専念できました。最終的に、示談金は1557万円となり、先に受け取っていた自分たちの保険金と合わせると、総額で2434万円以上を受け取ることができました。最初の提示額から1570万円以上も増額したことになり、本当に驚きました。弁護士さんにお願いして、本当によかったです」
同じように悩んでいる親御さんへ
「子どもの事故は、本人の痛みはもちろん、親として将来への不安も計り知れません。そんな中で、保険会社と対等に話をするのは本当に大変なことだと思います。特に私たちのように、加害者と保険会社が同じだと、誰を頼ればいいのか分からなくなります。弁護士特約があれば費用の心配もいりません。少しでも『おかしいな』と感じたら、専門家である弁護士さんに相談することをお勧めします」