バイク事故で両足骨折、治療は約2年に
2018年の冬、静岡県内でバイクを運転していたYさん(50代・男性)は、対向の右折車と衝突する事故に遭いました。
「バイクで直進していたら、対向車が急に曲がってきたんです。避けきれずにぶつかり、右足の開放骨停や左足の骨折など、大怪我を負いました」
治療は2年近くに及び、通院も大変だったとYさんは振り返ります。
「仕事も長期間休まざるを得ませんでしたし、先の見えない治療は本当につらかったです」
後遺障害は非該当、提示された示談金はわずか56万円
長い治療の末、ようやく症状が固定。しかし、後遺障害を申請したところ、結果は「非該当」でした。
「足や指にまだ痛みが残っているのに、後遺障害として認められないことにショックを受けました。どうしてなんだと…」
そして2020年の初夏、相手方の保険会社から送られてきた提示額は、Yさんをさらに落胆させました。
「提示された金額は、すでに支払われた治療費などを除くと約56万円でした。2年近くも苦しんだ結果がこれかと思うと、あまりに低すぎて言葉もありませんでした」
弁護士依頼で後遺障害14級認定、示談金は382万円へ!
Yさんは保険会社の提示額に到底納得できず、弁護士に相談することに決めました。
「このままではいけないと思い、弁護士さんに相談しました。後遺障害が非該当だったこと、提示額が低すぎることを伝えました」
依頼を受けた弁護士は、まず後遺障害等級認定の異議申立てを行いました。その結果、一度は非該当とされた後遺障害が、併合14級に認定されるという大きな成果を上げます。
「『14級が認定されました』と連絡を受けた時は、本当に信じられない気持ちでした。諦めずに弁護士さんに頼んでよかったです」
この結果を踏まえ、弁護士が改めて損害額を算定し保険会社と交渉。最終的に、当初提示額の6.7倍以上となる3,822,970円で示談が成立しました。
「最初の提示額から325万円以上も増額したと聞き、専門家の力はすごいと実感しました。本当に感謝しています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社から提示された金額を鵜呑みにしていたら、300万円以上も損をするところでした。後遺障害が一度認められなくても、専門家が見れば覆る可能性があることも知りました。事故の賠償金は複雑で、素人には適正かどうかの判断が難しいです。少しでも『おかしいな』と感じたら、迷わず弁護士に相談するべきです。その一歩が、結果を大きく変えるかもしれません」