信号待ちのすり抜けで衝突、右手首を骨折
会社員のAさん(40代・男性)はある日、都内でバイクを運転中に予期せぬ事故に遭いました。
「信号待ちをしていた車の横を通り抜けようとしたら、左側から急に出てきた車に衝突されたんです。避けようがありませんでした」
転倒したAさんは、右手に激しい痛みを感じました。
「すぐに病院に運ばれ、右手首の骨折と診断されました。仕事にも私生活にも影響が大きく、本当にショックでした。それから半年間、170日以上もリハビリに通い続けましたが、手首の痛みと動きの制限は完全には治りませんでした」
後遺障害12級認定、しかし提示された金額に愕然
治療の甲斐なく、Aさんの手首には後遺症が残ってしまい、後遺障害等級12級が認定されました。
「これで少しは報われるかと思いきや、相手の保険会社から提示された示談金の内容を見て愕然としました。後遺障害が残ったのに、この金額では到底納得できません。特に、この手で将来の仕事を続けていけるのか、不安でいっぱいになりました」
さらに、事故の状況からこちらの過失が50%とされている点も、Aさんにとっては受け入れがたいものでした。
弁護士への依頼で事態が好転、将来への補償を獲得
「このままではいけないと思い、専門家である弁護士に相談することにしました」
Aさんから依頼を受けた弁護士は、保険会社の提示額が、慰謝料も将来の減収分(逸失利益)も、本来認められるべき基準よりずっと低いことを指摘しました。
「弁護士さんが交渉を始めると、事態は大きく変わりました。特に、将来の収入減に対する補償を、保険会社が主張する10年ではなく、私が定年を迎えるまでの期間でしっかり認めてもらえたんです。最終的に、当初の提示額から倍以上に増額された金額で示談することができました。本当に驚きましたし、心から安堵しました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故で後遺症が残っただけでも辛いのに、補償まで不十分だったら、本当にやりきれません。保険会社の提示がすべてだと思わないでください。私の場合は、弁護士さんに依頼したことで、将来への不安が大きく和らぎました。納得できない提示を受けたら、諦めずに専門家に相談することをお勧めします」