優先道路でのまさかの衝突事故
ある年の冬、Oさん(60代・男性)は大阪府内で自転車に乗り、優先道路を走行していました。その時、左後方から合流してきた軽トラックに衝突されるという、予期せぬ事故に遭います。
「優先道路を走っていたのに、まさかぶつけられるなんて。一瞬のことで、体中に激痛が走りました」
この事故でOさんは左親指と右膝の骨折、右肩の打撲という大怪我を負い、仕事もままならない状態になってしまいました。
低すぎる提示額と加害者への不信感
Oさんは45日間の入院と、その後1年以上にわたる通院治療を続け、後遺障害等級14級が認定されました。しかし、ようやく治療が終わったところで、相手方の保険会社から提示された金額は、約147万円でした。
「入院もして、後遺症まで残ったというのに、この金額はあまりにも低いと感じました。それに、加害者が事故状況について嘘をついている節があり、私に1割の過失があるとされている点にも納得がいきませんでした」
体の痛みと、低すぎる賠償額。Oさんは怒りと絶望感に苛まれました。
弁護士介入で賠償金が187万円以上増額!
保険会社の提示額に到底納得できなかったOさんは、自身の自動車保険に付帯していた弁護士特約を利用して弁護士に依頼しました。
「提示された金額が妥当なのか、自分では全く分かりませんでした。専門家にお願いするしかないと思ったんです」
弁護士がOさんに代わって交渉を開始すると、事態は大きく動きました。
「弁護士さんが裁判で使われる基準で交渉してくれたおかげで、最終的に335万円で示談することができました。最初の提示額から187万円以上も増額したことになります。専門家に頼んで、本当に良かったと心から思いました」
保険会社の提示額は鵜呑みにしないで
「もしあのまま示談していたらと思うと、ぞっとします。保険会社が最初に提示してくる金額は、被害者にとって正当な額ではないことが多いと、この経験を通して知りました。弁護士特約があれば費用を気にせず依頼できます。少しでも疑問に思ったら、まずは専門家である弁護士さんに相談することをお勧めします」