突然の追突事故、そして「頚椎圧迫骨折」の診断
ある年の春、Yさん(40代・女性)は、都内で信号待ちのため停車中に突然の事故に見舞われました。
「赤信号で停まっていたら、突然、後ろからすごい衝撃で追突されたんです。首に激痛が走り、すぐに病院へ向かいました」
病院でMRI検査を受けた結果、主治医から告げられたのは「頚椎の圧迫骨折」という重い診断でした。事故の影響で首は思うように動かせず、手にはしびれも残るなど、日常生活に大きな支障が出ていました。
保険会社の非情な通告「治療は打ち切りです」
懸命に治療を続けるYさんでしたが、事故から数か月後、相手方の保険会社から信じられない連絡が入ります。
「保険会社の顧問医の見解ではただの捻挫なので、治療は打ち切ります、と言われたんです。主治医は圧迫骨折だと診断しているし、治療には1年はかかると言われていたのに…。納得できず主治医がかけあってくれても、今度は『骨挫傷なので年末で打ち切り』と。話が二転三転し、心身ともに疲れ果ててしまいました」
弁護士への依頼と後遺障害11級認定という結果
保険会社の対応に強い不信感と不安を抱いたYさんは、自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、専門家へ相談することを決意します。
「このままでは治療も続けられないと思い、弁護士さんにすべてを託しました。弁護士さんが入ってからは、保険会社とのやり取りをすべてお任せできたので、精神的な負担が軽くなり、治療に専念できました」
依頼を受けた弁護士は、後遺障害の被害者請求手続きを進めました。その結果、Yさんの症状は「併合11級」という高い等級で認定されることになります。
「MRI画像に『新鮮圧迫骨折』の所見があったのが決め手だったようです。専門家にお願いして、本当に良かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「もし保険会社の言うことを鵜呑みにしていたら、適切な治療も補償も受けられなかったと思います。医師の診断と保険会社の判断が違う時は、絶対に諦めないでください。専門家である弁護士さんに相談すれば、必ず道は開けるはずです。一人で抱え込まず、まずは相談してみてほしいです」