突然の玉突き事故と新車の損傷
ある年の冬、静岡県内で自動車を運転していたSさん(50代・男性)は、予期せぬ玉突き事故に巻き込まれました。
「前の車にトラックが追突し、その勢いで私の車にぶつかってきたんです。購入してまだ4ヶ月の新車だったので、本当にショックでした」
突然の出来事に呆然としながらも、Sさんはすぐに病院へ向かいました。
「病院では、首と腰の捻挫と診断されました。ただ、会社の役員という立場で仕事がとにかく忙しく、なかなか治療に通う時間が取れなかったのが悩みでした」
通院困難と相手方への不信感
思うように治療を進められない中、Sさんの悩みは深まっていきます。
「仕事が忙しくて病院にあまり行けない。病院が遠いので転院したくても、紹介状を書いてもらえない。このままだと慰謝料に影響するのではないかという不安が常にありました」
さらに、相手方の対応がSさんの不信感を増幅させました。
「相手方にはすぐに弁護士がついて、レンタカー代の支払いを一方的に打ち切ると言ってくるし、修理費用にも納得がいきませんでした。新車だった車の価値が下がることへの補償も全く認めようとせず、苛立ちを覚えました」
弁護士への依頼と粘り強い交渉の末の解決
「このままではいけないと思い、自分の自動車保険についていた弁護士特約を使って相談することにしました。通院回数が少ないことや、物損への不満をすべて伝えました」
Sさんの依頼を受けた弁護士は、相手方代理人と交渉を開始。特に争点となった物損について話がこじれたため、紛争処理センターでの解決を目指すことになりました。
「弁護士さんは、私がこだわっていた評価損について、客観的な証拠を揃えて粘り強く主張してくれました。その結果、人損部分については満額が認められ、諦めかけていた物損の評価損も認められる形で示談することができました。専門家にお願いして本当に良かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故に遭うと、体の痛みだけでなく、保険会社とのやり取りで本当にストレスが溜まります。特に私のように仕事が忙しくて時間が取れないと、相手の言いなりになってしまいがちです。少しでも『おかしいな』と感じたら、一人で悩まず専門家である弁護士さんに相談することをおすすめします。弁護士特約があれば費用の心配もいりませんから」