車が廃車になるほどの正面衝突事故
2020年の秋、Fさん(40代・女性)は静岡県内でセンターラインを越えてきた対向車と正面衝突する事故に遭いました。
「自分の車が廃車になるほどのひどい事故で、体に大きな衝撃を受けました」
この事故で頚椎捻挫や胸骨の骨挫傷などを負ったFさんは、仕事の合間を縫って約半年間、130日にも及ぶ通院を余儀なくされました。
示された賠償額は約82万円、後遺障害は「非該当」
治療の甲斐なく首の痛みが残ってしまったため、Fさんは後遺障害の申請を行いましたが、結果は「非該当」。
「痛みは残っているのに、後遺障害は認められませんでした。そんな中、相手の保険会社から提示されたのは、すでに支払われた治療費などを除くと約82万円という金額でした」
車も失い、長く辛い治療を続けてきたにもかかわらず、あまりに低い提示額。Fさんはこの金額では到底納得できないと、強い憤りと不安を感じていました。
弁護士介入で14級認定!賠償金は290万円の増額
提示額に納得できず、弁護士に相談したFさん。
「弁護士費用特約はありませんでしたが、このままではいけないと思い、増額分の成果報酬で依頼することにしました」
依頼を受けた弁護士は、まず後遺障害の異議申立てを行い、見事14級の認定を獲得します。
「14級が認められたことで、後遺障害慰謝料や逸失利益が加算されると聞き、本当に驚きました」
その後、弁護士は紛争処理センターで交渉を重ね、最終的に、当初の提示額から約290万円も増額した、総額約372万円(自賠責保険金含む)で示談を成立させました。
「弁護士さんにお願いしたことで、賠償額が4.5倍以上になりました。専門家の力は本当にすごいと実感しました」
提示額に疑問を感じたら、すぐに専門家へ
「保険会社からの最初の提示額を鵜呑みにしてはいけない、ということを身をもって知りました。後遺障害が認められなくても、諦めるのは早いです。私の場合、弁護士費用特約がありませんでしたが、それを差し引いても手元に残る金額が大幅に増えました。費用面で迷っている方も、まずは相談してみるべきです。正しい補償を受けるために、ぜひ専門家の力を借りてください」