悪質な煽り運転で頚椎・腰椎損傷。既往症を理由に苦しむ日々

50代 男性 東京都
Uさん

「座っているだけで手足が痺れて仕事もままならない。持病のせいだと決めつけられ、本当に悔しくて…」

悪質な煽り運転と当て逃げ。持病と後遺症の狭間で苦しむ日々。

実際の事例に基づいて、インタビュー形式の文章および掲載写真を再現・生成し、
個人情報保護の観点から編集を加えています

悪質な煽り運転による当て逃げ事故

ある年の春、Uさん(50代・男性)は、家族を乗せて東京都内の道路を軽乗用車で走行中、悪質な煽り運転の被害に遭いました。

「後ろからずっと煽られていた車が、無理に追い越してきたんです。わざとぶつかるかどうかギリギリの幅で寄ってきて、結果、私の車の右前に衝突しました。相手はそのまま逃げてしまいました」

幸いにも後日加害者は見つかりましたが、Uさんはこの事故で頚椎と腰椎を損傷し、通院を余儀なくされました。

癒えない痛みと、持病を理由にした周囲への不信感

事故後、Uさんは手足の痺れや腰痛に悩まされるようになります。

「特に座っている時の痺れと痛みがひどく、運転が伴う仕事なので本当に支障が大きかったです。この先どうなるのかと不安でした」

さらにUさんを苦しめたのは、周囲の対応でした。保険会社からは治療の打ち切りを匂わされ、通院先の医師は事故前からあったヘルニアの話ばかり。後遺障害診断書の作成にも非協力的な態度だったといいます。

「医師は『もともとのヘルニアのせいだ』というような口ぶりで、保険会社も早く治療を終わせたいという雰囲気。誰にもこの痛みを理解してもらえないようで、孤立感を深めていました」

専門家の介入で逆転。後遺障害14級認定へ

このままでは治療も打ち切られ、正当な補償も受けられない。そう考えたUさんは、自動車保険の弁護士特約を使い、弁護士に相談することを決意します。

「弁護士さんにお願いし、後遺障害の申請をしましたが、結果は『非該当』でした。やはり持病があるからダメなのかと、絶望的な気持ちになりました」

しかし、弁護士は諦めませんでした。専門的な医療調査を行い、過去のMRI画像と今回の画像を比較。事故と症状の因果関係を医学的に証明する意見書を作成し、異議申立てを行ったのです。

「弁護士さんが、専門的な調査で事故との関係を証明してくれたんです。その結果、後遺障害14級が認められたと聞いた時は、本当に救われた思いでした」

諦めずに専門家へ相談を

「私のように持病や過去の事故歴があると、事故による怪我だと認めてもらうのは難しいのかもしれません。でも、そこで諦めないでほしいです。素人では分からないことでも、専門家なら解決の糸口を見つけてくれます。一人で抱え込まず、まずは弁護士に相談してみてください」