仕事中の悲劇、突然の衝突事故
ある年の秋、Tさん(50代・男性)は、都内で配送の仕事中に予期せぬ事故に見舞われます。
「配送の仕事で、車を停めて歩道に小走りに出た瞬間、自転車にすごい勢いで衝突されました。気づいたら救急車で運ばれていました」
事故の衝撃は凄まじく、Tさんは全身に大怪我を負いました。
「左肩の脱臼、肋骨の骨折、肺に穴が開くなど、本当にひどい怪我でした。顔の骨も複数箇所折れていて、10日ほど入院することになりました」
突然の出来事に、Tさんは心身ともに大きなショックを受けました。
手術、そして体に残る後遺症への不安
退院後もTさんの苦しみは続きます。
「左肩は人工靭帯を入れる手術をしましたが、以前のように腕が上がらなくなってしまいました。顔には麻痺が残り、硬いものが食べられないほど顎も痛みます。仕事は重い荷物を運ぶので、医師からはまだ復帰できないと言われ、これからどうなるのか、途方に暮れていました」
相手方の保険会社が治療費の対応はしてくれたものの、体の状態は一向に改善せず、Tさんは将来への強い不安を抱えながら治療を続けるしかありませんでした。
弁護士への依頼と後遺障害等級の認定
「自分一人では今後の手続きをどう進めていいか分からず、専門家である弁護士さんに相談することにしました」
依頼を受けた弁護士は、Tさんの症状を整理し、後遺障害の申請手続きを進めました。
「たくさんの怪我がありましたが、弁護士さんが粘り強く申請の準備を進めてくださり、肩の関節が動かしにくくなった障害で『後遺障害12級6号』という等級が認定されました。複雑な手続きをすべてお任せできたので、自分は治療に専念することができ、本当に助かりました」
最終的に、認定された等級に基づいた補償を受ける形で、無事に示談を終えることができました。
同じ悩みを持つ方へのメッセージ
「事故で大怪我を負うと、体の痛みだけでなく、仕事や生活への不安で精神的にも追い詰められます。特に後遺障害の申請は専門的な知識が必要で、素人ではとても太刀打ちできません。少しでも不安を感じたら、すぐに弁護士さんに相談することをお勧めします。正しい補償を受けるために、一人で抱え込まないでください」