信号待ちで受けた、突然の衝撃
ある年の初夏、香川県在住で自営業を営むTさん(40代・女性)は、車で信号待ちをしていた際に突然の事故に見舞われました。
「信号で停車していたら、何の予告もなく後ろからドン!と追突されたんです。相手の方が前を見ていなかったそうで…。まさか止まっている時にぶつけられるなんて、本当に驚きました」
事故の衝撃で、Tさんはむちうちの診断を受け、長期間の治療を余儀なくされました。
7ヶ月の治療と、保険会社への不信感
事故後、Tさんは約7ヶ月にわたって懸命に通院治療を続けました。そして治療がようやく終わった頃、相手方の保険会社から示談金の提示がありました。
「提示された内容を見て愕然としました。特に休業損害の金額が、自分が思っていたよりもずっと低かったんです。自営業ということもあり、どういう計算でこの金額になったのか分からず、本当に途方に暮れました。保険会社に言われるがままでいいのか、強い不信感を抱きました」
弁護士への相談が拓いた、新たな道
このままでは納得できないと考えたTさんは、自身の自動車保険に付帯していた弁護士特約を使って専門家に相談することを決意します。
「休業損害の算定方法に納得がいかない、と弁護士さんに訴えました。すると、自営業としての損害だけでなく、『兼業主婦』としての休業損害を主張できる可能性があると教えてくれたんです」
弁護士はTさんの代理人として保険会社と交渉。Tさん自身では思いつかなかった視点で粘り強く交渉を進めた結果、最終的にTさんが納得できる内容で示談を成立させることができました。
「自分一人で悩んでいたら、低い金額で合意してしまっていたかもしれません。本当に相談してよかったです」
同じ悩みを持つ方へのメッセージ
「保険会社が提示する金額が、必ずしも正しいとは限りません。特に休業損害のような専門的な部分は、知識がないと相手の言いなりになってしまいがちです。私のように、弁護士さんに相談することで全く違う結果になることもあります。少しでも疑問や不満を感じたら、泣き寝入りせずに専門家の力を借りることを強くお勧めします」