自転車事故で靭帯断裂の後遺症。突然の過失主張に怒り

20代 男性 岡山県
Jさん

「過失ゼロのはずなのに、弁護士さんが交渉を始めたら急に4割の過失があるなんて言われて…。本当に悔しかったです」

後遺障害12級認定。しかし保険会社は過失を主張。

実際の事例に基づいて、インタビュー形式の文章および掲載写真を再現・生成し、
個人情報保護の観点から編集を加えています

予期せぬ出会い頭の衝突事故

ある年の春、個人事業主として働くJさん(20代・男性)を不運が見舞います。

「岡山県内で自転車に乗って走っていたところ、スーパーの駐車場から出てきた車に突然、左側から衝突されました。相手は私の存在に全く気づいていなかったようです」

この事故で、Jさんは靭帯を断裂する大怪我を負いました。

後遺症認定と保険会社の提示、そして豹変

Jさんは治療に専念しましたが、残念ながら怪我は完治せず、後遺障害等級12級5号が認定されました。その後、相手方の保険会社から示談金の提示がありましたが、Jさんはその金額に納得できませんでした。

「提示された金額が妥当なのか、全く分かりませんでした。後遺症も残ってしまったのに、このままでいいのかと不安になり、弁護士さんに相談することにしたんです」

しかし、弁護士が交渉を始めると、事態は思わぬ方向へ進みます。

過失の攻防と粘り強い交渉の末の解決

当初、Jさんの過失はゼロとされていました。ところが、弁護士が裁判で使われる基準で賠償額を請求し直した途端、保険会社は態度を一変させ、Jさんにも40%の過失があったと主張してきたのです。

「普通に自転車で走っていただけなのに、なぜ自分に4割も過失があるのか。本当に腹立たしくて、納得できませんでした」

弁護士は粘り強く交渉を続けましたが、過失割合を覆すことは困難でした。しかし、賠償額自体は当初の提示から倍以上に増額。Jさんは訴訟までは望んでいなかったため、この結果を受け入れ、示談することに決めました。

同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ

「もし専門家に相談せず、保険会社の言い分をそのまま受け入れていたらと思うと、ぞっとします。弁護士さんが入った途端に過失を主張してくるなんて、本当に驚きました。保険会社の対応に少しでも疑問を感じたら、一人で抱え込まずに、すぐに弁護士さんに相談するべきです。そうでなければ、正当な補償を受け取ることは難しいと思います」