突然の事故、母が歩道で車にはねられる
ある年の冬、Uさん(70代・女性)が群馬県内のコンビニエンスストア前を歩いていたところ、突然の悲劇に見舞われます。
「母が事故に遭ったと聞いて、本当に驚きました。歩道を歩いていただけなのに、駐車場に入ろうとしてきた車にはねられるなんて…。左足の骨を折る大怪我で、結局79日間も入院することになってしまいました」
そう語るのは、Uさんの息子様です。高齢の母親を襲った予期せぬ事故に、家族は大きなショックを受けました。
退院後も続く痛みと、保険会社への不信感
約2ヶ月半に及ぶ入院生活を終え、Uさんは退院後も治療を続けましたが、足の痛みはなかなか引きませんでした。
「母は『まだ足が痛い』とずっと言っていました。そんな中、相手の保険会社から示談金の提示があったのですが、これだけ長く入院し、まだ痛みも残っているのに、この内容で本当に良いものなのか、私たち家族では全く判断がつかなかったんです」
体の痛みだけでなく、不慣れな保険会社とのやりとりに、ご家族は精神的にも追い詰められていきました。
弁護士への相談、そして納得の解決へ
このままではいけない。そう思った息子様は、弁護士に相談することを決意します。
「提示額が妥当なのかを知りたくて、弁護士さんに相談しました。弁護士さんからは、裁判で使われる基準で計算すれば増額の可能性があると聞き、母と家族のために、と依頼を決めました」
弁護士は後遺障害の申請も視野に入れつつ、粘り強く示談交渉を進めました。
「後遺障害の認定は残念ながら難しいとのことでしたが、その後の交渉はすべてお任せしました。最終的に、慰謝料などを裁判の基準に近い金額でまとめていただき、示談することができました。保険会社と直接やりとりする精神的な負担もなくなり、本当に助かりました」
ご家族が事故に遭われた方へのメッセージ
「高齢の親が事故に遭うと、本人は体のことで精一杯で、難しい交渉などできません。家族が代わりに動くことになりますが、保険の知識がないと、何が正しいのか分からず不安になるばかりです。少しでも『おかしいな』と思ったら、専門家である弁護士さんに相談することをおすすめします。家族だけで抱え込まず、頼れる存在を見つけることが大切だと思います」