デイサービスでの予期せぬ転倒事故
ある年の秋、Sさんの息子様は、お母様(当時80代)がデイサービス施設で大怪我を負ったという知らせを受けました。
「母が千葉県内の施設で転倒し、右足の大腿骨を骨折したと聞かされました。施設側の説明では、カラオケの最中に転んでしまったとのことでした。まさか預けていた施設でこんな大怪我をするとは、信じられない気持ちでした」
残った後遺症と不透明な施設側の対応
お母様は1ヶ月の入院と、その後2ヶ月にわたるリハビリを懸命に続けました。
「治療は終わりましたが、以前のように歩くことはできず、介助がなければ一人で立てないほどの後遺症が残ってしまいました。そんな中、事故の翌年の夏に、母は事故とは別の病気が原因で亡くなりました。悲しみに暮れている中、施設側から示談の話がありましたが、後遺症に関する説明も二転三転し、不信感ばかりが募りました」
弁護士への相談と家族の想いが報われた解決
施設側が提示してきた内容に納得できなかった息子様は、弁護士に相談することを決意します。
「提示された内容が母の受けた苦しみに見合っているとは到底思えませんでした。何より、施設側の対応に誠実さを感じられず、悔しい思いでいっぱいでした。そこで、専門家である弁護士さんにすべてを打ち明け、交渉をお願いすることにしたんです」
弁護士は、ご家族の想いを汲み取り、施設側と粘り強く交渉を重ねました。
「結果的に、私たちの気持ちが報われる形で解決することができました。弁護士さんに依頼していなければ、今でも悔しい思いを引きずっていたと思います」
施設での事故に遭われたご家族へ
「施設を信頼して預けていたからこそ、事故のショックは本当に大きかったです。専門的なことも多く、私たちだけではどうしていいか分からなかったと思います。もし施設側の対応や提示された内容に少しでも疑問を感じたら、諦めずに専門家に相談することが大切だと実感しました」