対向車の無理な右折でバイク転倒、腕を骨折
ある年の夏、都内でバイクを運転していたKさん(20代・男性)。対向車が無理な右折をしてきたため、衝突を避けようとして転倒し、左の上腕骨を骨折する大怪我を負いました。
「事故当時は大学生で、まさかこんな大怪我をするとは夢にも思っていませんでした。腕には手術でボルトが入り、11日間も入院することになりました」
突然の事故により、Kさんの生活は一変してしまいました。
後遺障害12級認定も、提示額528万円に愕然
長い治療の末、Kさんの腕には機能障害が残り、後遺障害等級12級6号が認定されました。その後、相手方の保険会社から示談金として約528万円を提示されます。
「後遺障害が認められたのに、提示額を見て愕然としました。明細を確認すると、将来の減収分である『逸失利益』が全く考慮されていなかったんです。事故のせいで腕に障害が残ったのに、この金額では納得できませんでした」
弁護士交渉で616万円増!総額1145万円で解決
提示額に強い不信感を抱いたKさんは、弁護士に相談し、交渉を依頼しました。
「弁護士特約はありませんでしたが、増額の見込みが大きいとのことだったのでお願いしました。弁護士さんが、裁判で使われる基準で逸失利益などを計算し直し、粘り強く交渉してくれたんです」
その結果は、目を見張るものでした。
「最終的に、総額1145万円以上で示談することができました。当初の提示から616万円も増額されたんです。専門家にお願いして本当に良かったと心から思いました」
提示額にサインする前に、まず専門家へ
「保険会社からの提示は、被害者にとって必ずしも適正ではないと身をもって知りました。特に後遺障害が残った場合、逸失利益などの専門的な計算が必要です。もし僕が言われるがままサインしていたら、600万円以上も損をしていたことになります。提示額に疑問を感じたら、絶対に一人で判断せず、交通事故に詳しい弁護士に相談することをお勧めします」