バイク運転中に衝突、右手首を骨折
2021年の夏、徳島県在住のSさん(60代・女性)は、バイクで走行中に右折してきた自動車と衝突する事故に遭いました。
「信号のない交差点でした。避けようがなくて、気づいたときにはぶつかっていました。この事故で右手首を骨折してしまい、大好きだったバイクに乗ることもできなくなってしまいました」
Sさんは約1年半の治療を続けましたが、残念ながら右手の震えや握力低下といった後遺症が残ってしまいました。
後遺障害12級認定も、提示額はわずか324万円
Sさんの症状は後遺障害12級6号に認定されました。これで正当な補償が受けられると思っていた矢先、相手方の保険会社から届いたのは、約324万円という提示額でした。
「後遺障害が残った慰謝料や、今後働けなくなった分の補償(逸失利益)が含まれているとのことでしたが、あまりに低い金額で驚きました。この先の人生、ずっとこの震えと付き合っていくのに、この金額では到底納得できませんでした」
提示額が妥当なのか分からず、Sさんは途方に暮れました。
弁護士依頼で示談金は782万円へ!450万円以上の増額
「このままではいけないと思い、弁護士さんに相談することにしました。弁護士費用を支払っても、増額する可能性が高いと説明を受け、依頼を決めました」
依頼を受けた弁護士は、Sさんの損害を裁判基準で算定し直し、相手方保険会社との交渉に臨みました。慰謝料や逸失利益など、各項目で大幅な増額を主張したのです。
「交渉はすべてお任せしていたので、私は治療に専念できました。そして、わずか3ヶ月ほどで交渉がまとまり、最終的に7,824,329円で示談が成立したと連絡がありました。当初の提示額から450万円以上も増額したことになり、本当に驚きました。専門家の力はすごいと実感しました」
賠償金の提示に疑問を感じたら
「保険会社からの提示額は、裁判で認められる基準よりも低いことが多いと聞きました。特に後遺障害が残った場合は、将来の生活に関わる大きなお金の話になります。提示された金額を鵜呑みにせず、一度弁護士さんに相談してみることを強くお勧めします。正しい知識で交渉してもらうことが、正当な補償を得るための近道だと思います」