信号のない交差点での衝突事故
2021年の秋、当時高校3年生だった娘を、突然の悲劇が襲いました。愛媛県内の信号のない交差点での出来事です。
「娘が自転車で車とぶつかったと聞いて、血の気が引きました。一時停止後に直進したところ、車と衝突して転倒したそうです。幸い相手の方に怪我はありませんでしたが、娘は右足の中足骨を骨折する大怪我でした」
そう語るのは、被害者Aさん(10代・女性)のお母様です。進学を目前に控えた娘さんの事故に、家族は大きなショックを受けました。
長引く治療と進学費用への焦り
Aさんは懸命に治療を続けましたが、痛みはすぐには引きませんでした。
「ギプスが取れても痛みがなかなか引かず、娘は週に2回リハビリに通い続けました。進学を控えていた時期で、本人はもちろん、私もいつまで治療が続くのかと不安でした」
お母様の悩みは、怪我の回復だけではありませんでした。
「一番の悩みは、娘がアルバイトで貯めていた進学費用です。事故で働けなくなった間の休業損害を先に受け取りたかったのですが、その後の示談に影響しないか、どう手続きすればいいのか分からず、本当に困り果てていました」
弁護士への依頼と粘り強い交渉の末の解決
事故から約7ヶ月後、症状固定の時期が近づいたことから、お母様は弁護士への依頼を決意します。
「娘の痛みがまだ残っていたので、後遺障害の申請も考えましたが、まずは保険会社との交渉を専門家にお願いしようと決めました。自動車保険の弁護士特約が使えたのも大きかったです」
しかし、交渉は簡単には進みませんでした。
「保険会社との話し合いは簡単には進まなかったようです。弁護士さんから『相手の主張が強く、解決まで時間がかかりそうだ』と聞いたときは、また不安になりました。でも、すべてお任せして、粘り強く交渉を続けてくださったんです」
最終的に、紛争処理センターという第三者機関を通じての解決となりました。
「時間はかかりましたが、弁護士さんが最後まで諦めずに対応してくれたおかげで、納得のいく形で示談できました。本当に安堵しました」
不安な時は一人で抱え込まないで
「事故に遭うと、体の痛みだけでなく、お金のことや将来のことなど、たくさんの不安に襲われます。特に子供のこととなると、親としては本当に胸が張り裂けそうになります。私たちは、休業損害の受け取り方一つとっても分からず、途方に暮れていました。専門家である弁護士さんに相談したことで、精神的な負担が軽くなり、娘の治療に専念できました。同じように悩んでいる方がいたら、ぜひ専門家に相談してほしいです」