自転車同士の事故で腰椎圧迫骨折の大怪我
ある年の秋、岡山県内で自転車に乗っていたFさん(60代・男性)は、理不尽な事故に巻き込まれました。
「見通しの悪いトンネルの出口で停止していたら、歩道を逆走してきた自転車に衝突されたんです。完全に不意打ちでした」
この事故でFさんは第一腰椎圧迫骨折という重傷を負い、10日以上の入院を余儀なくされました。
「まさか自転車でこれほどの大怪我をするとは夢にも思いませんでした。仕事もしており、今後の生活への不安が頭をよぎりました」
後遺障害8級に対し、提示額はわずか217万円
懸命な治療もむなしく、Fさんの腰には痛みが残り、後遺障害8級が認定されました。しかし、相手方の保険会社から提示された賠償額は、Fさんの怒りに火を注ぐものでした。
「『後遺障害が残っているにもかかわらず、提示された金額は約217万円でした。しかも、こちらの過失が7割だと言うのです。逆走してきた相手が3割で、停止していた私が7割?馬鹿にしているのかと思いました。この金額では、到底納得できませんでした』」
弁護士介入で賠償金が約4倍の866万円に!
このままでは泣き寝入りになってしまうと危機感を覚えたFさんは、弁護士に交渉を依頼しました。
「『こんな理不尽な話があるか、と。すぐに弁護士さんに相談し、過失割合と賠償額の両方について交渉をお願いしました』」
弁護士は、まずFさんの主張に沿って強気の交渉を開始。最終的には現実的な落としどころを探り、過失割合を修正させました。そのうえで賠償額を改めて算定し、粘り強く交渉を続けた結果、当初の提示額を大幅に上回る金額での解決に至りました。
「最終的に、労災からの給付金も合わせて約866万円を受け取ることができました。当初の提示額から約650万円も増え、約4倍になった計算です。専門家に頼んで本当に良かったと心から思いました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社からの最初の提示額を鵜呑みにしてはいけません。彼らは支払う金額をできるだけ低く抑えようとします。私のケースのように、弁護士が入ることで賠償額が何倍にもなることがあるのです。提示額に納得がいかないなら、諦める前に一度、交通事故に詳しい弁護士に相談してみてください。その一歩が、結果を大きく変えるかもしれません」