仕事中にフォークリフトにはねられ大怪我
Sさん(60代・男性)の事故は、仕事中に起こりました。息子様が当時の状況を振り返ります。
「ある年の夏、父は神奈川県内の現場敷地内を歩行中、フォークリフトにはねられてしまいました。配送業の仕事中のできごとでした」
この事故でSさんは右大腿骨頚部骨折などの大怪我を負い、人工関節を挿入する手術を受けました。
「100日以上も入院し、長いリハビリ生活を送りました。もちろん、仕事も長期間休まざるを得ませんでした」
後遺障害9級認定と、約810万円の提示
約2年にわたる治療の末、Sさんの右股関節には機能障害が残り、後遺障害等級9級が認定されました。
「父の体が元通りにならなかったのは本当にショックでした。その後、相手方の保険会社から示談金の提示があったのですが、その額は約810万円でした」
息子様は、その金額がSさんの受けた損害に対して適正なものなのか、強い疑問を抱きました。
「後遺障害が残った父の将来を考えると、この金額で本当に十分なのか、全く判断がつきませんでした。保険会社からは早く示談してほしいというような雰囲気も感じ、焦る気持ちもありました」
弁護士が介入し、賠償金は1750万円に増額!
専門家の意見を聞くため、息子様は弁護士に相談し、正式に交渉を依頼しました。
「弁護士さんにこれまでの経緯と保険会社の提示額を伝えたところ、増額の可能性があると説明を受け、交渉をお任せすることにしました」
弁護士は、後遺障害逸失利益や慰謝料などを裁判で使われる基準で再計算し、保険会社と交渉。その結果、賠償金は大幅に増額されました。
「最終的に、賠償金は1750万円で解決しました。当初の提示額から900万円以上も増額されたことになります。弁護士さんに依頼していなければ、保険会社の言うままの金額で示談していたかもしれません。本当に驚きましたし、心から感謝しています」
賠償金の提示額に疑問を感じたら
「保険会社から提示される金額が、必ずしも適正な額だとは限りません。特に後遺障害が残るような大きな事故では、その後の人生に大きく影響します。提示額に少しでも疑問や不安を感じたら、示談書にサインする前に、一度弁護士に相談することをお勧めします。私たちのケースのように、結果が大きく変わる可能性があります」