突然の事故と高額な治療費
ある年の春、Sさん(70代・女性)は埼玉県内で自転車に乗っていたところ、出会い頭の事故に遭いました。お母様の事故について、息子様が当時の状況を語ります。
「母は信号のない交差点を自転車で渡ろうとしていました。一時停止後に発進したところ、右から来た車と接触してしまったんです。この事故で母は右足首を骨折し、2度の入院と1年以上にわたる長期の治療が必要になりました」
後遺障害10級認定と不十分な賠償提示
長い治療の末、Sさんの右足首には可動域の制限としびれが残り、後遺障害10級11号が認定されました。その後、相手方の保険会社から示談金の提示がありましたが、その金額は約575万円でした。
「母の足には生涯残る障害が認定されたのに、この金額が妥当なのか全く分かりませんでした。過失割合が4割とされていることもあり、このまま示談してしまえば、母が受け取る金額はさらに減ってしまいます。本当に悔しくて、やりきれない気持ちでした」
弁護士交渉で430万円以上の増額に成功
提示額に納得できなかった息子様は、弁護士に相談し、交渉を依頼しました。
「弁護士さんにお願いしたところ、後遺障害慰謝料や逸失利益を裁判の基準で計算し直して交渉してくれました。その結果、最終的に受け取れる金額が約1,006万円となり、当初の提示額から430万円以上も増額されたんです。専門家に頼むことの重要性を痛感しました」
弁護士が介入し、粘り強く交渉した結果、賠償金は大幅に増額。Sさんとご家族も納得の上で示談を成立させることができました。
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故の賠償金は非常に専門的な知識が必要で、私たち素人が保険会社と対等に話すのは不可能です。提示された金額を鵜呑みにせず、まずは弁護士に相談してみてください。賠償金が適正な額になるだけでなく、交渉のストレスからも解放されます。泣き寝入りする前に、ぜひ専門家の力を借りてほしいです」