夜のランニング中に突然の衝突
2021年の夏、静岡県在住のSさん(20代・男性)は、いつものように夜のランニングをしていました。
「日課のランニングで交差点を走っていたら、一時不停止の車が急に飛び出してきて、避けきれずに衝突されてしまったんです」
突然の出来事に、Sさんは何が起こったのかすぐには理解できなかったと語ります。
「事故後すぐに病院へ行き、両肘の橈骨頭骨折と診断されました。そこから約半年間、治療とリハビリを続けましたが、まさか自分がこんな事故に遭うなんて、本当にショックでした」
後遺障害認定と保険会社からの提示額への疑念
懸命な治療もむなしく、Sさんの右肘には可動域の制限が残ってしまいました。そして、後遺障害等級12級6号が認定されます。そんな中、相手方の保険会社から示談金の提示がありましたが、Sさんはその内容に強い疑念を抱きました。
「右肘には後遺症が残り、左肘にもまだ可動域の低下がある状態でした。それなのに、保険会社から提示された900万円という金額が妥当なのか、全く分かりませんでした。内訳も不明で、このまま示談していいものか、強い不信感を抱きました」
後遺症を抱えながら、将来への不安は募るばかりでした。
弁護士への依頼と示談交渉の末の解決
「このままではいけない。専門家の意見を聞きたい」そう考えたSさんは、弁護士に相談することにしました。
「提示された金額が妥当なのか、もっと増額の余地はあるのかを知りたくて、弁護士さんに相談しました」
Sさんの依頼を受けた弁護士が提示内容を精査したところ、後遺障害による逸失利益などが低く計算されていることが判明。すぐに相手方保険会社との交渉を開始しました。
「弁護士さんが粘り強く交渉してくださり、最終的にはこちらの請求に沿った金額で合意できました。保険会社とのやり取りは精神的にも負担だったので、すべてお任せできたのは本当に助かりました」
専門家への相談がもたらした納得のいく解決
「後遺障害が残るほどの大きな怪我をしたのに、保険会社から提示された金額を鵜呑みにしていたら、きっと後悔していたと思います。金額が妥当かどうかなんて、素人には分かりません。少しでも疑問に思ったら、一人で抱え込まずに弁護士さんに相談することをお勧めします。おかげで納得のいく形で解決できました」