突然の玉突き事故、首に走った衝撃
Iさん(30代・女性)が事故に遭ったのは、2022年の秋のことでした。夫が運転する車で奈良県内の国道を走行中、渋滞で停車していたところ、後方から大きな衝撃を受けます。
「渋滞で止まっていたら、後ろからものすごい勢いで追突されたんです。セミトレーラーが絡む玉突き事故でした。ドーン!という衝撃で、首がガクンとなって、何が起きたか一瞬分かりませんでした」
事故の衝撃で、Iさんはむち打ちの診断を受け、治療を開始することになりました。
見えない怪我の痛みと、終わらない治療への不安
「首の痛みがずっと続いて、リハビリに通う毎日でした。見た目では分からない怪我なので、周りにも辛さを理解してもらいにくくて…」
治療を続けても症状はなかなか改善せず、Iさんは不安を募らせていました。事故から約半年が経った2023年の春、症状固定となります。
「このまま痛みが残ってしまうのか、とても不安でした。保険会社とのやりとりも夫に任せていましたが、専門的な話も多く、私たちだけではどうにもならないと感じていました」
そこで、加入していた自動車保険の弁護士特約を使い、専門家である弁護士に相談することを決意しました。
後遺障害14級認定、そして粘り強い交渉の末の解決
依頼を受けた弁護士は、まずIさんの残った症状について後遺障害等級の申請を行いました。
「弁護士さんが手続きを進めてくださり、結果として後遺障害14級9号が認定されました。痛みが正式に認められたことで、少しだけ気持ちが救われました」
しかし、その後の示談交渉は難航します。保険会社との交渉は1年近くにも及び、担当者の変更なども重なってなかなか進展しませんでした。
「弁護士さんから何度も状況報告を受けましたが、本当に長かったです。最終的には、早くこの状況から解放されたいという思いが強くなり、弁護士さんと相談の上、保険会社の提示額で合意することにしました」
長い交渉の末、2024年の初夏、ようやく示談が成立しました。
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故後の手続きは、本当に心身ともに疲弊します。特に保険会社との交渉は、素人では太刀打ちできないと感じました。弁護士特約があったので費用を心配することなく依頼でき、後遺障害の認定から面倒な交渉まで、すべてお任せできたのは本当に心強かったです。一人で抱え込まず、早めに専門家に相談することをお勧めします」