停車中の悲劇、100:0の追突事故
2023年の秋、自営業者として働くFさん(20代・男性)の身に、突然の悪夢が降りかかりました。島根県内で、横断歩道を渡る歩行者のために車を停車させていたところ、後続車にノーブレーキで追突されたのです。
「完全に不意打ちでした。首と腰に強い衝撃を感じて、病院に行くと頸椎と腰椎の捻挫と診断されました。自営業なので、働けなくなると収入が途絶えてしまいます。治療費はもちろん、生活費のことが真っ先に頭をよぎりました」
休業損害への尽きない不安と、保険会社からの提示ゼロ
Fさんの最大の悩みは、休業損害が正しく補償されるかどうかでした。
「フードデリバリーの仕事で生計を立てていたので、休業せざるを得ず、収入が大幅に減りました。どうすれば保険会社に認めてもらえるのか、個人で交渉するのは難しいと感じました」
さらに、治療を続けている間、相手方の保険会社から賠償額に関する具体的な提示は一切ありませんでした。
「このままでは、十分な補償を受けられないまま終わってしまうのではないかと、大きな不安を感じていました」
弁護士依頼で交渉を有利に。最終的に合計約230万円で示談成立
不安を払拭するため、Fさんは自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、専門家へ依頼。保険会社から提示を受ける前に交渉を始めました。
治療終了後、弁護士が休業損害などを含めて損害額を算定し、保険会社に請求。当初、保険会社は減額した回答をしてきましたが、弁護士が粘り強く交渉を重ねました。
「休業損害の計算などで争いがあったようですが、すべて弁護士さんが対応してくれました。最終的に、物損で約92万円、人損で約137万円、合計で約230万円という金額で合意できました。専門家に任せていなければ、こんなにスムーズに、そして納得のいく金額で解決することはなかったと思います」
正当な賠償を受けるために
「僕のように、保険会社から提示がないまま時間だけが過ぎて不安になるケースもあると思います。特に休業損害は、職業によって証明が難しく、低く見積もられがちだと聞きました。弁護士特約があれば、費用負担なくプロに交渉を任せられます。泣き寝入りせず、正当な権利を主張するためにも、ぜひ弁護士への相談を検討してみてください」