不誠実な加害者の態度と予期せぬ事故
ある年の夏、パートとして働くNさん(60代・女性)は、岡山県内の道路を自動車で走行中に予期せぬ事故に遭いました。
「片側二車線の道路を走っていたら、コンビニの駐車場から出てきた車に突然、左の後ろから追突されたんです」
突然の出来事に加え、Nさんをさらに苛立たせたのは加害者の不誠実な態度でした。
「事故後、加害者の方は『警察でも呼びましょうか~』という感じで、私の怪我を気遣う様子もありませんでした。警察を呼んだ後も『周囲への不注意は認めたくない』などと言っていて、その態度に本当に腹が立ちました」
長引く首の痛みと治療打ち切りの打診
事故の翌日、Nさんは病院で首と腰のむち打ちと診断されました。
「最初は2、3ヶ月で治ると思っていたんです。でも、左首の痛みが全然良くならなくて…。そこで初めてレントゲンやMRIを撮りました」
整形外科と整骨院を併用し、懸命に治療を続けるNさん。しかし、そんな中、相手方の保険会社から治療の打ち切りを打診されてしまいます。
「まだこんなに痛いのに、治療を打ち切られてしまうのかと、とても不安になりました。過失割合も納得のいかない内容で提示されて、どうしたらいいのか分からなくなってしまいました」
後遺障害14級認定と示談交渉の末の解決
治療の打ち切り、後遺障害、そして賠償金のこと。様々な不安が重なり、Nさんは弁護士に相談することを決意しました。
「弁護士さんに依頼して、まずは後遺障害の申請をお願いしました。画像だけでは判断が難しい状況だったようですが、諦めずに被害者請求という手続きを進めてくださったんです」
その結果、Nさんの首の痛みについて後遺障害等級14級9号が認定されました。
「等級が認定されたのは本当に嬉しかったです。その後の示談交渉はすべて弁護士さんにお任せしました。相手の保険会社と直接話すストレスもなくなり、最終的に納得できる形で解決することができました」
納得できない時は専門家に相談を
「加害者の態度にも、保険会社の対応にも、本当に悔しい思いをしました。もし一人で交渉していたら、治療も途中で打ち切られ、正当な補償も受けられなかったかもしれません。事故のことで悩んでいるなら、一度弁護士さんに話を聞いてもらうだけでも違うと思います。特に保険会社の言うことに疑問を感じたら、専門家の力を借りるべきです」