予期せぬ駐車場での追突事故
ある年の夏、自営業を営むAさん(30代・男性)は、茨城県内の駐車場で思いがけない事故に遭いました。
「駐車場に車を停めていたところ、別の車がバックで出てきて、私の車の側面に衝突してきたんです。まさか停まっているところにぶつけられるとは思ってもみませんでした」
突然の出来事に呆然としながらも、Aさんはすぐに病院で診察を受け、腰の打撲と診断されました。その後、Aさんは治療のため接骨院へ通院することになります。
保険会社の不誠実な対応と募る不信感
秋頃に治療が終了し、Aさんは相手方の保険会社からの連絡を待っていました。しかし、何の音沙汰もありません。
「治療が終わったと伝えたのに、一向に連絡が来ないので、しびれを切らしてこちらから電話したんです。すると、休業補償の算定のために確定申告の書類を出してほしいと言われました」
Aさんはすぐに指示された書類を提出しましたが、そこからまた連絡が途絶えてしまいます。翌年の冬、再度Aさんから連絡を入れると、信じられない言葉が返ってきました。
「『まだ確定申告書が届いていません』と言われたんです。とっくに送っていると伝えても、確認すると言うだけで…。書類が不足しているなら、なぜその時点で連絡をくれないのか。あまりの対応の悪さに、怒りを通り越して呆れてしまいました」
弁護士への依頼と交渉の末の解決
保険会社の対応に強い不信感を抱いたAさんは、弁護士への相談を決意します。
「このままではまともな補償を受けられないと感じ、自動車保険に付いていた弁護士特約を使って相談することにしました。これまでの経緯と、保険会社への不信感を弁護士さんに伝えました」
Aさんの依頼を受けた弁護士は、すぐに保険会社との交渉を開始。自営業者であるAさんの休業補償について、固定経費なども含めて粘り強く請求を行いました。
「相手方はなかなか認めようとしませんでしたが、弁護士さんが間に入ってくれたおかげで、最終的にはこちらの主張もある程度汲んだ内容で合意することができました。自分で交渉していたら、きっと言いくるめられていたと思います」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故のストレスだけでも大変なのに、保険会社の対応でさらに精神的に追い詰められました。特に自営業の休業補償は複雑で、個人で交渉するのは本当に大変だと思います。保険会社の対応に少しでも疑問を感じたら、すぐに専門家である弁護士さんに相談するべきです。私は弁護士特約があったので、費用を気にせず依頼でき、本当に助かりました」