青信号の横断歩道で起きた突然の悲劇
2020年の夏、宮崎県にお住まいのKさん(60代・女性)は、青信号の横断歩道を渡っている最中に、右折してきた車にはねられるという、あってはならない事故に遭いました。
「突然のことで、何が起きたか分かりませんでした。気づいたときには倒れていて…」
事故の衝撃はKさんの体に深刻なダメージを与えました。
「脳挫傷、首や手首の骨折、急性硬膜下血腫と診断され、約1ヶ月間入院することになりました。まさか自分がこんな大怪我をするなんて、信じられませんでした」
賠償提示のないまま過ぎる時間への焦り
退院後も治療を続け、腕のプレートを抜く手術も受けましたが、後遺症の不安は拭えませんでした。さらにKさんを苦しめたのは、賠償金に関する保険会社の対応でした。
「事故から1年以上が過ぎ、治療も一つの区切りを迎えているのに、保険会社からは具体的な賠償金の提示が全くないままでした。これだけの怪我をしたのに、補償はどうなるのか。このまま泣き寝入りするしかないのかと、暗い気持ちでいっぱいでした」
弁護士介入で賠償金は924万円に!
このままではいけないと、Kさんは弁護士に依頼。弁護士が介入し、まずは後遺障害等級の申請を行い、併合12級が認定されました。その後、弁護士が保険会社と交渉を開始すると、当初、休業損害や逸失利益を0円とする約200万円弱の金額が提示されました。
「その金額を聞いて愕然としました。ですが弁護士さんは、私が事故前まで就労の意欲があったことなどを丁寧に主張してくださったんです」
その結果、最終的に自賠責保険金を含め総額924万円で示談が成立しました。
「弁護士さんがいなければ、最初の低い金額で終わっていたかもしれません。諦めずに戦ってくれて本当に感謝しています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「個人で保険会社と交渉していたら、きっと正当な賠償金は受け取れなかったと思います。提示がなかったり、提示された金額が低かったりしても、それが妥当なのかなんて素人には分かりません。専門家に相談することで、きちんと主張をしてもらえ、結果は大きく変わります。諦めないでほしいです」