80代の父を襲った悲劇と家族の苦悩
ある年の夏、沖縄県にお住まいのNさんの娘様から、悲痛なご相談が寄せられました。
「80代の父が、自宅に帰る途中で車にはねられたんです。脳挫傷などの大怪我で、1週間も意識が戻りませんでした。命は助かりましたが、後遺症が残るかもしれないと言われ、家族みんなで途方に暮れていました」
Nさんは長期入院とリハビリを続けることになりましたが、ご家族は先の見えない状況に大きな不安を感じていました。
進まない賠償交渉と募る不信感
治療は相手方の保険会社が対応していましたが、今後の賠償についての具体的な話は一向に進みませんでした。
「父はこれからの生活に大きな支障が残るかもしれないのに、保険会社から賠償金がいくらになるのか、何の提示もありませんでした。自分たちで交渉するのは精神的にも時間的にも難しく、このままでは正当な補償を受けられないのではないかと不安でいっぱいでした」
ご家族は、保険会社から提示を受ける前に専門家へ相談することを決意します。
弁護士依頼で後遺障害7級認定、賠償金約987万円獲得
「自分たちだけでは限界だと思い、専門家である弁護士さんにすべてを託すことにしました」
弁護士はまず、Nさんの症状が後遺障害に該当するかどうかを判断するため、後遺障害等級の申請を行いました。その結果、高次脳機能障害として7級4号が認定されます。
「後遺障害が認められたことで、ようやく補償の土台ができました。その後、弁護士さんが自賠責保険や相手方の保険会社と交渉を進めてくださり、最終的に合計で約987万円の賠償金を受け取ることができました。保険会社からの提示を待っていたら、このような結果にはならなかったと思います。本当に感謝しています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「家族が大きな事故に遭うと、目の前のことで精一杯になり、お金の話まで手が回らないことが多いと思います。私たちは保険会社から提示を受ける前に弁護士さんにお願いしましたが、それが最善の選択でした。専門的な知識を持つ方が味方でいてくれるだけで、安心感がまったく違います。少しでも不安があれば、早めに相談することをお勧めします」