予期せぬ事故と多額の治療費
2022年の春、岐阜県在住のSさん(20代・男性)は、仕事で社用車を運転中に事故に遭いました。
「片側1車線の道路をまっすぐ走っていたら、対向車が急に右折してきて、避けきれずに衝突しました。まさかぶつかってくるなんて…」
この事故でSさんは右手親指の神経を損傷し、手術と入院を余儀なくされました。治療費は130万円を超え、Sさんの経済的な負担は大きなものとなりました。
後遺障害14級認定と低すぎる提示額への怒り
Sさんは治療を続けましたが、指の痺れは後遺症として残り、後遺障害等級14級が認定されます。
「仕事にも影響が出ましたし、治療も大変でした。後遺障害が認められたので、これで正当な補償が受けられると思っていたんです」
しかし、相手方の保険会社から届いたのは、休業損害や慰謝料などを含めて約80万円という、Sさんの苦労に見合わない提示額でした。
「後遺障害慰謝料や逸失利益を含めてこの金額というのは、あまりにも低いと感じました。どうしてこんなに低いのか、怒りよりも先に疑問が湧きました」
弁護士依頼で賠償金は217万円以上の増額!
提示額に到底納得できなかったSさんは、弁護士に増額交渉を依頼します。
「弁護士特約がなかったので費用は心配でしたが、それ以上にこのまま泣き寝入りしたくなかったんです」
弁護士はまず、Sさん自身の保険(人身傷害保険)から約141万円を確保。その後、相手方の保険会社と交渉し、当初の提示額を大幅に上回る金額での示談を成立させました。
「最終的に、相手方保険会社からの支払いと合わせて、総額約297万円を受け取ることができました。最初の提示額から217万円以上も増額したことになります。専門家に任せることの重要性を痛感しました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社から提示される金額は、必ずしも適正とは限りません。私の場合、弁護士さんに依頼したことで、最初の提示額から3倍以上に増えました。弁護士特約がなくても、費用倒れになるかどうかも含めて相談に乗ってもらえます。賠償金の額に疑問を感じたら、諦めずに専門家に相談するべきです」