突然の事故と残された家族の不安
2024年の冬、Iさんの息子さんの人生を揺るがす出来事が起こりました。お母様(60代・女性)が、都内で交通事故に遭い、意識不明の重体となったのです。
「横断歩道を自転車で渡っていた母が、車にはねられたんです。脳に深刻なダメージを負い、ICUに入りましたが、医師からは非常に厳しい状況だと告げられました。今後の治療費や、もしものことがあった場合の補償など、何もかもが分からず、ただただ不安でした」
悲しみの淵での決断と示談交渉の始まり
お母様の回復を祈る日々が続きましたが、残念ながら、お母様は帰らぬ人となりました。
「悲しみに打ちひしがれている暇もなく、これから加害者側と交渉していかなければならない。そう考えただけで、途方に暮れました。相手方の保険会社から賠償額の提示もまだない状況で、この先どうなるのか見当もつきませんでした」
とてもご遺族だけで対応できる状況ではないと判断し、事故直後に相談していた弁護士に正式に依頼することを決めました。
弁護士の介入で示談金約5000万円を獲得
ご遺族の依頼を受け、弁護士は保険会社からの提示を待たずに、すぐに加害者側の保険会社との交渉を開始しました。
弁護士は、お母様が家事も行っていたことに着目。家事従事者としての休業損害、そして年金と家事労働の両面から死亡逸失利益を緻密に計算し、請求しました。
「逸失利益など、僕たち素人では全く分からない部分を専門的な視点で主張してくださり、本当に心強かったです。結果として、最終的に約5000万円という金額で示談することができました。弁護士さんに頼んでいなければ、こんなに正当な補償を受けられなかったと思います」
適正な賠償を受けるために
「家族を失った悲しみの中で、お金の話をするのは本当につらいことです。でも、残された家族が前を向くためにも、適正な補償を受けることは重要だと思います。保険会社から提示がない段階でも、弁護士さんは動いてくれます。早めに専門家に相談して、すべてを任せるのが一番良い選択だと、身をもって感じました」