予期せぬUターン車との衝突事故
Sさん(20代・男性)が埼玉県内の交差点で事故に遭ったのは、ある年の春のことでした。
「バイクで青信号に従って右折しようとしたら、対向車が急にUターンしてきて、避けきれずに衝突しました。まさか車がそんな動きをするとは思わず、一瞬何が起きたか分かりませんでした」
突然の出来事に呆然としながらも、Sさんはすぐに病院へ向かいました。
「診断は右手小指の骨折と、首と腰のむちうちでした。他にも肩や鎖骨、お尻など右半身を強く打っていて、体中が痛みました」
体に残った後遺症と将来への不安
Sさんは治療に専念しましたが、体には深刻な影響が残ってしまいました。
「治療を続けても、右手小指が45度くらいに曲がったまま固まってしまったんです。それに腰の痛みもひどくて、30分も同じ姿勢でいることができなくなりました。仕事にも影響が出て、本当に辛かったです」
治療を続ける一方で、保険会社とのやりとりが始まる前に、将来への大きな不安を感じていました。
「このまま治療を終えても、体の不自由さは残る。それなのに、適切な補償を受けられるのか、保険会社とどう話を進めればいいのか全く分からず、途方に暮れていました」
弁護士への依頼と示談交渉のゆくえ
不安を抱えたSさんは、自身の自動車保険についていた弁護士特約を使い、専門家へ相談することを決意します。
「弁護士さんに、小指が固まってしまったことや腰の痛みが続いていることを伝え、後遺障害の申請について相談しました」
弁護士は後遺障害の申請手続きを進めましたが、残念ながら結果は「非該当」でした。
「指が曲がったままなのに認められず、正直がっかりしました。でも、弁護士さんがすぐに示談交渉に移ってくれて。保険会社とのやりとりを全てお任せできたので、精神的にすごく楽になりました」
後遺障害は認められなかったものの、その後の交渉はスムーズに進み、Sさんは納得のいく形で示談を終えることができました。
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故で体に不自由が残ると、本当に不安になります。僕の場合、後遺障害は認められませんでしたが、それでも弁護士さんがしっかりと交渉してくれたおかげで、きちんと補償を受けることができました。保険会社から提示を受ける前に相談したのが良かったと思います。一人で抱え込まず、早めに弁護士さんに相談することをおすすめします」