突然の追突事故と消えない痛み
2023年の暮れ、自営業を営むAさん(40代・男性)は、神奈川県内で信号待ちのため停車中に、突然の事故に見舞われました。
「赤信号で止まっていたら、後ろから居眠り運転の車にドンッと追突されたんです。まさか止まっているときにぶつけられるなんて思ってもみませんでした」
事故後、Aさんは首と腰に強い痛みを感じ、整形外科と接骨院での治療を開始します。
「首は同じ体勢でいるのが特に辛く、下を向きながら横を向けない状態でした。週に3~5回も通院していましたが、なかなか治る気配がなく、仕事にも影響が出て本当に困っていました」
治療への不安と募る不信感
治療が長引くにつれ、Aさんの不安は大きくなっていきます。
「よく『事故の治療は3ヶ月で打ち切られる』と聞いていたので、いつ保険会社から治療終了を告げられるかとビクビクしていました。それに、通っている病院の先生もあまり親身に話を聞いてくれず、腰の痛みをきちんと伝えられていないと感じていました」
さらに、以前別の法律事務所に相談した際の苦い経験も、Aさんを消極的にさせていました。
「事故後に近所の法律事務所に行ったのですが、一方的に説明されただけで、こちらの話をほとんど聞いてもらえなかったんです。そんな経験もあって、どうしたらいいか分からなくなっていました」
弁護士への依頼と後遺障害14級認定
先の見えない状況を打開するため、Aさんは弁護士への相談を決意します。
「このままではいけないと思い、自動車保険の弁護士特約を使って相談することにしました。まだ痛みが続いていること、後遺障害の認定が不安なことを弁護士さんに伝え、後遺障害の申請からお願いすることにしたんです」
Aさんの依頼を受け、弁護士が後遺障害の申請手続きを行った結果、むち打ちで14級9号が認定されました。
「結果を聞いたときは、本当にほっとしました。自分の痛みがきちんと認められた気がして…。その後の示談交渉もすべてお任せできたので、余計なストレスなく治療に専念することができました」
同じように悩んでいる方へ
「事故後は、体の痛みだけでなく、将来のことや保険会社とのやり取りで精神的に追い詰められます。私の場合は弁護士特約があったので、費用を心配せずに相談できましたが、もし特約がなくても、一度専門家に相談する価値は十分にあると思います。少しでも不安や疑問があったら、一人で抱え込まずに弁護士さんに話を聞いてもらうのが一番です」