突然の開扉事故、全身を襲った衝撃と痛み
2022年の秋、会社役員のIさん(40代・男性)は、都内で自転車に乗っていた際に予期せぬ事故に遭いました。
「道路の左側を走行中、前方に停車していた車の助手席ドアが突然目の前で開いて、避けきれずにそのまま突っ込んでしまったんです」
突然の強い衝撃で、Iさんは全身に大怪我を負いました。
「右の肋骨を骨折し、指は脱臼、さらに首や腰、両足も捻挫するなど、体中が痛みで悲鳴をあげていました。事故後は約5ヶ月間、60回以上も懸命にリハビリに通いましたが、痛みはなかなか引きませんでした」
治療後の提示と「休業損害ゼロ」という非情な通告
長い治療期間を終え、Iさんは相手方の保険会社と示談交渉に入ります。しかし、そこで提示された内容に愕然としました。
「私が会社の役員だという理由で、『休業損害は支払えません』の一点張りでした。これだけ多くの怪我をして、仕事にも支障が出ているのに、あんまりじゃないかと。提示された慰謝料も低く、到底納得できるものではありませんでした」
保険会社の理不尽な対応に、Iさんは強い不満と不信感を抱きました。
弁護士への相談がもたらした安堵と正当な解決
「このまま泣き寝入りはしたくない。そう思い、専門家である弁護士さんに相談することに決めたんです」
Iさんから依頼を受けた弁護士は、早速保険会社との交渉を開始しました。
「弁護士さんは、保険会社が頑なに認めなかった休業損害についても粘り強く交渉してくれました。面倒なやり取りをすべてお任せできたので、精神的な負担も一気になくなりましたね。最終的に、当初の提示から大幅に増額した、納得のいく金額で示談することができました」
納得できない提示を受けたら、諦めないでほしい
「保険会社は、自分たちに都合の良い理屈で低い金額を提示してきます。私のように『役員だから休業損害は出ない』と言われても、すぐに諦める必要はありません。正しい知識を持った弁護士さんに相談すれば、結果は大きく変わる可能性があります。少しでも疑問に思ったら、一人で抱え込まずに専門家に相談することが大切だと思います」