後遺障害8級も賠償金ゼロ提示?粘りの交渉で71万円獲得

90代 男性 静岡県
Uさんの娘様

「後遺障害も認定されたのに、相手からは賠償金ゼロだなんて…。父の苦しみが全く評価されていないようで、本当に悔しかったです」

後遺障害8級認定も賠償金は0円。そこからの逆転劇。

実際の事例に基づいて、インタビュー形式の文章および掲載写真を再現・生成し、
個人情報保護の観点から編集を加えています

高齢の父を襲った事故と重い後遺症

ある初夏の日、Uさんの娘様のもとに、90代のお父様が事故に遭ったという知らせが届きました。

「父が静岡県内の駐車場で、車で公道に出ようとしたところ、別の車に衝突され、背骨を折る大怪我を負ってしまったんです」

半年近くの治療の末、Uさんには「偽関節」という後遺症が残り、後遺障害8級が認定されました。

「高齢の父がこれだけの怪我を負い、後遺症まで残ってしまったことに、家族一同、大きなショックを受けていました」

賠償金ゼロ回答という厳しい現実

後遺障害8級という重い結果が出たにもかかわらず、相手方の保険会社から賠償金の提示はありませんでした。

「父はまず、自身の保険(人身傷害保険)から約850万円の保険金を受け取りました。しかし、事故の相手方にも3割の過失があったので、その分の賠償はどうなるのかと思っていました。ところが、相手の保険会社からは具体的な提示が全くない状態だったのです。このままでは泣き寝入りになってしまうのではないかと、不安でいっぱいでした」

弁護士依頼から71万円獲得までの道のり

「先の見えない状況に、父の自動車保険についていた弁護士特約を使って専門家にお願いすることにしました」

弁護士が相手方の保険会社に損害賠償を請求すると、返ってきたのは「支払額は0円」という信じがたい回答でした。

「後遺障害が残っているのに0円なんて、到底納得できませんでした。弁護士さんはすぐに、紛争処理センターという第三者機関に申し立てをしてくださいました。その結果、私たちの主張が認められ、最終的に718,087円の賠償金を獲得することができたのです。父も『専門家に頼んで本当に良かった』と安堵していました」

適正な賠償金を得るために

「もし私たちだけで交渉していたら、相手の保険会社の『0円』という回答を覆すことはできなかったと思います。知識がなければ、言われるがままになっていたかもしれません。事故の賠償金は、交渉次第で大きく変わるのだと実感しました。弁護士特約があれば、費用を気にせず、正当な権利を主張できます。保険会社の対応や提示額に疑問を感じたら、すぐに専門家に相談するべきです」