加害者無保険…絶望的な追突事故
ある年の秋、京都府内でバイクで信号待ちをしていたOさん(40代・男性)は、後方から来た自動車に追突される事故に遭いました。この事故でOさんは左足を複雑骨折する大怪我を負い、9日間入院することになります。
「まさか信号で止まっている時に追突されるとは思いもしませんでした。しかも、相手が任意保険に入っていないと聞いて、補償はどうなるのかと頭が真っ白になりました」
後遺障害11級認定も、提示額はわずか553万円
1年以上の治療の末、Oさんの左足には痛みが残り、後遺障害11級9号が認定されました。加害者が無保険だったため、Oさんは自身の保険の「無保険車特約」を利用して補償を受けることになりました。しかし、保険会社から提示された金額は、Oさんをさらに苦しめるものでした。
「後遺症を抱えて生きていくことになったのに、提示された金額は約553万円。算定根拠を確認しても、保険会社独自の低い基準だとしか思えず、この金額で示談するわけにはいかないと強く思いました」
弁護士介入で862万円増額、総額1414万円を獲得
提示額に到底納得できなかったOさんは、自身の自動車保険に付いていた弁護士特約を利用して相談することを決意します。
「このままでは泣き寝入りになってしまうと思い、すぐに弁護士さんに相談しました」
依頼を受けた弁護士は、慰謝料や後遺障害逸失利益などを、裁判で認められる基準で再計算。その結果を元に保険会社と交渉したところ、賠償金は大幅に増額されました。
「弁護士さんが交渉してくれた結果、賠償金は861万7,076円も増えて、最終的に1414万4,724円を受け取ることができました。特に逸失利益が大きく増額されたと聞いています。専門家にお願いして本当に良かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「たとえ相手が無保険でも、自分の保険会社からの提示でも、すぐにサインしてはいけません。提示された金額には、逸失利益などが低く計算されている可能性があります。弁護士特約があれば費用を気にせず相談できます。納得できない金額だと思ったら、必ず弁護士に相談して、適正な金額を計算してもらうべきです」