予期せぬ衝突事故と深刻な怪我
ある年の冬、Yさん(70代・男性)は、埼玉県内で道路を横断中に予期せぬ事故に見舞われます。
「丁字路で、横断歩道ではないところを渡っていたら、右折してきた車にはねられてしまったんです。まさか車が来るとは思っていませんでした」
突然の出来事に、Yさんは呆然としました。この事故の衝撃は大きく、Yさんは歯を3本も折ってしまったほか、胸や両肩、両肘、両膝など全身を強く打ち、右肩にはひびが入る大怪我を負いました。
続く痛みと見えない先行きへの苛立ち
事故後、Yさんは整形外科への通院を始めます。月に一度、痛みを抑えるための薬をもらい、注射を打つという治療が続きました。
「歯が折れたのはもちろんショックでしたし、全身打撲で左手首や右肩のひびもズキズキと痛みました。治療は続けているものの、今後どうなっていくのか、保険会社とのやりとりもどう進めればいいのか、何も分からなくて本当に困っていました」
体の痛みに加え、治療の先行きが見えない状況に、Yさんは強い不安と苛立ちを募らせていきました。
弁護士への相談と示談交渉のゆくえ
専門家の助けが必要だと感じたYさんは、弁護士に相談することを決意します。
「今後の流れや補償について知りたくて、弁護士さんに相談しました。まず、後遺障害の申請をお願いしたのですが、結果は『非該当』でした。事故前から歯の治療をしていたことが影響したようで、事故で歯を失った事実が認められなかったのは正直悔しかったです」
後遺障害は認められませんでしたが、弁護士はすぐに保険会社との示談交渉を開始しました。
「悔しい気持ちはありましたが、その後の交渉はすべて弁護士さんにお任せしました。保険会社と直接話すストレスから解放されただけでも、気持ちが楽になりました。最終的には、慰謝料を裁判で使われる基準に近い金額でまとめていただき、無事に示談することができました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故に遭うと、体の痛みだけでなく、将来への不安や手続きのことで頭がいっぱいになってしまいます。私の場合、保険会社から提示を受ける前に弁護士さんにお願いしましたが、専門家が入ることで、精神的な負担が大きく減りました。少しでも不安や疑問があれば、一人で抱え込まずに相談してみることをお勧めします」